落語家の桂勢朝さんらを講師とした「落語ワークショップ」が2日、和歌山市の広瀬小学校(酒井千佳校長)で行われ、1年から6年生の児童160人が落語について学んだ。
ワークショップでは、勢朝さんが落語の決まり事として「落語は落ちがある話です。例えば、鳩が何かを落とした?ふーん」と児童に例え話を出しながら紹介。また、落語での食べ方の表現について「わんと箸を持って物を食べる時は、目で箸の先を見るようにすること」などのこつまで児童に教えた。
落語の中では短い話である「うなぎ屋」を児童に語り聞かせる場面もあり、会場にはたくさんの笑いが起こっていた。
参加した3年生の石井良憲君(8)は「初めて落語を聞いたけど面白かった。6年生のちびっ子寄席が楽しみ」と話していた。
その後、南京玉すだれや太鼓、会場運営などを6年生の24人が行う10月の「ちびっ子寄席」に向けて、勢朝さんは児童に練習の仕方を教えた。