紀の国わかやま国体までの開通を目指している近畿自動車道南紀田辺インターチェンジ(IC)―すさみIC間(38㌔)のうち、南紀田辺IC―白浜IC間(14㌔)について、海水浴客などで混雑が見込まれる夏休み前の7月に前倒しして開通させる方針を国土交通省が示したことが分かった。
27日に井澗誠白浜町長、岩田勉すさみ町長をはじめ周辺自治体と観光・商工関係者らが自民党の二階俊博総務会長を訪問して早期開通を要望。二階総務会長が国交省の深澤篤志道路局長らと協議し、夏休み前の開通を確約したという。
残る白浜IC―すさみIC間(24㌔)については、計画通りに和歌山国体までの開通を目指す。
南紀田辺IC以南は、新直轄方式で建設されており、通行は無料になる予定。