ゴールデンウイーク(GW、5月2~6日)の5日間、和歌山市新和歌浦の「和歌浦漁港おっとっと広場」は、同漁港で取れたてのシラスなどの鮮魚を使った丼を販売する「丼まつり」(㈲ベイサイド和歌浦主催)を開く。新丼5品を加えた計16品の丼が並ぶ。同広場の澤口正雄(まさかつ)館長(50)は「家族連れで丼を食べて、楽しい一時を過ごしてもらいたい」と来場を呼び掛けている。
魚介類のさまざまな食べ方を提供し、親しみを持ってもらおうと開かれ、ことしで3年目。同広場に店を構える鮮魚店などが丼メニューを提案し、500円~1000円で丼を販売する。
新メニューには、和歌浦漁港で水揚げしたシラスを使った「生しらす丼」、タイを使った「鯛めし」をはじめ、勝浦漁港から直送したマグロをカツにした「マグロカツ丼」、青森から取り寄せたホタテを使った「ほたての中華丼」、魚介が苦手な人にも楽しんでもらおうと用意した「鳥の磯辺丼」が登場する。
この他、昨年も好評だった「地ダコ丼」「海鮮ごまだれ丼」も販売。当日は焼きそばや寿司といった屋台も出店する。澤口館長は「カツや天ぷら、磯部揚げなど、ことしは生魚が苦手な子どもでも食べられるような丼が登場します。おいしいご飯を食べに来て」と話している。
期間中、丼1杯で1回挑戦できる抽選会を実施し、150本の景品が用意されている。時間はいずれも午前10時から午後2時で、売り切れ次第販売終了。問い合わせは同広場(℡073・446・3308)。