関西サッカーリーグ1部のアルテリーヴォ和歌山の「サンクスパーティー」が3月30日、和歌山市のホテルアバローム紀の国で開かれ、サポーターや支援者ら約560人が出席した。チームのJFL昇格に向け、12日に開幕戦を迎える今季の活躍に期待を込めた。
支援者への普段のお礼を兼ねた決起集会で、発足以来チームを支援している城善建設㈱(和歌山市十一番丁)の依岡善明代表取締役が発起人。呼び掛けに応え、多方面から足を運んだ出席者で会場は一杯となった。
パーティーでは、選手22人と今季から就任した坂元要介監督の紹介があり、依岡代表取締役は「ことしはチャンスの年。和歌山を盛り上げるため、アルテリーヴォをJFLに押し上げてほしい」とあいさつ。「今シーズンも皆さま方の期待に応えるべく、全力で試合に臨み、JFL昇格という目標を達成したい」との「和歌山からJリーグチームをつくる会」の板倉徹理事長のメッセージが代読された。
その後、乾杯があり、選手や監督が決意表明。歌手TONPEIさんのミニライブも行われた。
昨シーズンのチーム成績はリーグ3位。今季のリーグ戦は、昨季の上位2チームがJFL昇格に伴い抜けたため、十分に優勝を狙える位置にある。開幕戦は今月12日、紀の川市の桃源郷運動公園で阪南大クラブと対戦する。午後1時キックオフ。