今秋開催される第15回全国障害者スポーツ大会「紀の国わかやま大会」の入賞選手に贈られる、金・銀・銅メダルが完成した。仁坂吉伸知事が3日の定例会見で発表した。
県工業技術センターと紀州漆器協同組合が協同でデザイン。素材には紀州材のヒノキと真ちゅうを使い、表面には紀州漆器の技法で県木ウバメガシを描き、裏面には点字で順位を記した。
大きさは直径約55㍉、厚さ約5㍉。1~3位の入賞選手に授与する。
仁坂知事は「和歌山らしいメダルができた。特色ある晴れのメダルを目指して、全国の皆さんに一生懸命、技を磨いて頑張ってもらえたら」と話した。