和歌山市軟式野球連盟学童部で本年度に優秀な成績を残した4チームで争う第10回小久保裕紀杯野球大会が7日、和歌山市民球場で開かれ、決勝で貴志が高松を3―1で下して優勝した。観戦した野球日本代表・侍ジャパンの小久保裕紀監督(43)は「これからも野球を通して、自分の目標を見つめてほしい」と球児にエールを送った。
◇決勝
高松 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
貴志 | 1 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | X | 3 |
両チーム、1回に犠打などの小技で1点を奪い、同点で迎えた3回裏、貴志は斉藤の犠打などで1点を追加。続く4回は、2死から石田、代打の廣田の連続安打で1、3塁とすると、宮本が左前に運び、さらに1点を加えた。その後は堅実な守備で、リードを守った。
石田将貴主将は「小学生最後の大会で、この日を楽しみにしていた。みんなの力で優勝できてうれしい」と話した。
1回戦の結果と上位2チームのメンバーは次の通り。
◇1回戦=紀伊0―2貴志、高松3―0西脇
〔貴志少年野球団〕監督=西林昭二▽選手=石田将貴、瀧谷竜士、宮本泰誠、江﨑惟人、斉藤大夢、竹田健人、森下隼翔、奥創太、貴志成輝、富岡祥生、廣田瑛斗、佐藤壮一郎、内山友裕、河合大空
〔高松少年野球クラブ〕監督=木下栄高▽選手=木下大我、花田実智成、木下浩輔、伊東翼、平野巧磨、濱享輔、高岡宏和、北田綱希、小川聖文、松尾桜佑、畑中祐大、野田千太郎、安井大喜、葛原宥輔、中岡凛太朗