18、19日にホーム開幕戦を控えたプロバスケットボールNBLの和歌山トライアンズを応援しようと、ブースター有志の会「和歌山トライアンズをこよなく愛する者たちの集い」の20人が16日、JR和歌山駅前で駅利用者などに開幕戦の観戦を呼び掛けた。ブースター主導の熱い活動に、チームも立ち上がり、この日は10人の全選手とコーチ陣、フロントスタッフなど多数が参加し、試合に向けて一致団結した。
和歌山駅前に結集した、身長2㍍前後の選手たちの姿を見た通行人は、その迫力に足を止めて、写真撮影やサインを求めるなどして交流した。ブースター有志らも「ホーム開幕戦を一緒に応援しましょう」と大声で呼び掛けるなどし、駅周辺は活気に包まれた。
同ブースター会は昨年12月に発足。主にインターネットのフェイスブック上で、ブースター同士が情報交換などを行っている。現在、メンバーは300人にも上るという。応援活動は今回で5回目になった。
同会のリーダー、和歌山市西庄の会社員、竹末憲司さん(41)は「県外から来た選手が和歌山のために頑張ってくれているので、ブースターも一つになって応援したい」とトライアンズの活躍を願った。
試合は和歌山市梅原のノーリツアリーナ和歌山で、今季NBLに参入した広島ドラゴンフライズと対戦。試合開始時間は、18日が午後6時半、19日が2時半。