プロバスケットボールチーム「和歌山トライアンズ」への入団が決まった、川村卓也(27)=前リンク栃木ブレックス=、マイケル・パーカー(31)=前島根スサノオマジック(bjリーグ)=、内海慎吾(29)=前三菱電機ダイヤモンドドルフィンズ=の3選手が12日、和歌山市のノーリツアリーナ和歌山で記者会見し、それぞれ意気込みを語った。ジェリコ・パブリセビッチHC(ヘッドコーチ)は「最高レベルの3選手」と期待を込めた。
会見には和歌山トライアンズ㈱の古川靖章社長も同席。JBL(ジャパン・バスケットボール・リーグ)やbjリーグで数々のタイトルを獲得してきた川村選手、パーカー選手に加え、名シューターとして名高くキャプテン経験もある内海選手をジェリコHCは賞賛し、中でも川村選手がトヨタ自動車アルバルク東京の竹内公輔選手と並んで日本でNBAポテンシャルのある選手だと紹介した。
新たにスタートする環境にわくわくしているという川村選手は「自分が期待されていることをしっかり理解して、コート内外から和歌山を盛り上げていきたい」と新天地での活躍を誓った。
ジェリコHCと島根で2シーズンを共にしてきたパーカー選手は「点を取るだけでなく、ゲーム中の精神的な駆け引きを学んだ。とても信頼している」とジェリコHCへの思いを語った。
一足先にチームに合流していた内海選手は「選手一人ひとりの新しいチームをつくり上げていくという強い思いを感じている。ジェリコHCからは多くの知識や経験を盗ませてもらいたい」と話した。
背番号は川村選手が「9」、パーカー選手が「3」と発表。同時に両選手のユニホームもオフィシャルグッズ販売を開始した。会見後、川村選手とパーカー選手は初めてチームの練習に参加した。