国内最高峰のラグビーリーグ「ジャパンラグビートップリーグ2013―2014」(日本ラグビーフットボール協会主催)の公式戦が9月7日、県内で初めて和歌山市毛見の県営紀三井寺公園陸上競技場で開催される。キックオフは午後5時。ファーストステージ第2節、昨シーズン優勝を飾った「サントリーサンゴリアス」と5位の「トヨタ自動車ヴェルブリッツ」が激突する。
今シーズンは和歌山を含めて、山口、鳥取各県で初開催。全国31都道府県40会場で16チームが熱戦を繰り広げる。同リーグは11年目で、開催する都道府県数は歴代最多タイ、会場数は過去最多。今季からは大会方式に2プール2ステージ制が導入される。
ことし3月に同競技場で開いた、東日本大震災、紀伊半島大水害の復興支援「トップリーグオールスター『FOR ALLチャリティーマッチ』」は約5000人が観戦に詰め掛ける好評ぶり。これを受け県でのトップリーグ公式戦の初開催につながった。
7日、同協会トップリーグ担当の富士原崇さんと県ラグビーフットボール協会の土井雅史理事長が県教委で記者会見し、「和歌山の皆さんにラグビーを間近で見ていただきたい。和歌山でラグビーが盛り上がれば」と期待を込め、「体のぶつかる音が聞こえる迫力ある真剣勝負を見てほしい」と観戦を呼び掛けた。
当日はラグビー体験ブースが設けられる他、飲食販売、トヨタカローラの自動車展示などもある。
和歌山マリーナシティーに臨時駐車場が設けられ、午後3時から10分間隔で同競技場までのシャトルバスが運行する。
チケットは前売りで中央席2000円(子ども1000円)、自由席一般1300円(小中高生300円)。インターネット、コンビニエンスストアなどで発売中。当日券も販売予定。
詳しい問い合わせは、日本ラグビーフットボール協会(℡03・3401・3321)へ。