利用者に楽しみと安らぎを感じてもらおうと、和歌山電鐵㈱(本社=和歌山市伊太祈曽、小嶋光信社長)は8日、紀の川市貴志川町神戸の貴志川線貴志駅構内に、駅長室をのぞき込む三毛猫のオブジェを設置し、除幕式を行った。
オブジェは三毛猫のぬいぐるみが、はしごに取り付けられた手作り。約1カ月で完成した。高さ92㌢、幅15㌢、ぬいぐるみの大きさは55㌢。高齢のたま社長代理は寝ていることが増えたため、利用者に喜んでもらう企画として、小嶋社長が3年前から構想していた。
式典には小嶋社長の他、たま社長代理らが出席し、オブジェの除幕が行われた。小嶋社長は「謎の三毛猫の正体は何か? 楽しんでもらえれば」と話していた。