第95回全国高校野球選手権記念和歌山大会は大会11日目の23日、和歌山市毛見の県営紀三井寺球場で準々決勝2試合があり、第1試合で和東が紀北工を6―5で下し、創部初の4強を決めた。
和東 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 2 | 6 |
紀北工 | 0 | 0 | 1 | 2 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 5 |
〔和〕石山、辻、石山、辻、石山―山本、明渡〔紀〕平松、中井―廣畑▽本塁打=平松(紀)▽3塁打=塩路(和)稲垣(紀)▽2塁打=辻3、山本(和)堀田(紀)
和東は同点で迎えた最終回、敵失と四球に盗塁を絡めて2死1、3塁とし、辻がこの日3本目となる2塁打を左中間に運んで2点を勝ち越した。投げては石山が8安打を浴びながらも粘りの投球。ワンポイントで登板した辻もきっちりと後続を抑えた。
米原監督は「選手が粘って頑張ってくれた。最後によく打ってくれた」と試合を振り返った。