和歌山市教委に爆破予告メールを送信したとして、和歌山東署は22日、島根県雲南市の派遣社員、曽田大貴容疑者(25)を威力業務妨害容疑で逮捕した。
同署によると、曽田容疑者は同日午前11時15分ごろ、自分の携帯電話から市教委教育総務部スポーツ振興課宛てにメールで「松下体育館に爆発をしかけました。めちゃくちゃにします」と送信し、同課の業務を妨害した疑い。その後、曽田容疑者は午後0時20分ごろ、同署に「市に爆破メールを送信した」と自首。同署が市教委に問い合わせ、送信を確認し緊急逮捕した。「知り合いの女性が市内にいるので事件を起こせば会えると思った」と容疑を認めているという。市教委側は署から連絡を受け、爆破メールの受信を確認。体育館に常駐している職員が周囲を調べたが異常はなかった。