17日から岩手県で開催中の第51回全国社会人サッカー選手権大会(第71回国民体育大会サッカー競技リハーサル大会)で、アルテリーヴォ和歌山が快進撃を続けている。19日の準々決勝では東海リーグ王者のFC刈谷(愛知)を1―0で下し、初のベスト4を決めた。
大会には32チームが出場し、トーナメント形式で争う。アルテリーヴォは17日の1回戦でコバルトーレ女川(東北・宮城)を延長の末2―1で破ると、翌日の2回戦では北海道リーグ王者の札幌蹴球団(北海道)を5―0と圧倒。準々決勝に駒を進めた。
迎えたFC刈谷戦は、1点を争う接戦となった。0―0で迎えた後半38分に白方が均衡を破る待望の先制点。最後までリードを守り切り、チーム初の4強進出を決めた。
アルテリーヴォは今大会、8人の選手をけがや仕事などで欠いており、18人がベンチ入りできるところを16人で臨む苦しい状況ながら、活躍を続けている。