19日に成立した安全保障関連法に反対する集会が23日、和歌山城西の丸広場で開かれ、市民ら約500人(主催者発表)が集まり同法廃止を訴えた。
9条ネットわかやま、安全保障関連法案の廃案を求める和歌山大学有志の会、戦争をさせない和歌山委員会など9団体の呼び掛けで開催。呼び掛け人を代表し、藤井幹雄弁護士は「あんなむちゃくちゃな採決があるか。罪のない子どもたちが亡くなったり、(戦争体験で)トラウマに苦しむ子どもを生まないよう、憲法違反の安保法は廃止にしなければならない」。共産党県委員会の下角力委員長は、同法廃止に向けて野党で選挙協力を行う同党の「国民連合政府」構想にふれ、「構想の具体化のために一緒に頑張ろう」と呼び掛けた。
この後、参加者は横断幕やプラカードを手にJR和歌山駅までデモ行進した。