県内の各地域に伝わる民俗芸能を披露する「第10回県民俗芸能祭」(県、県文化振興財団主催)が10月3日午後1時から、和歌山市の県民文化会館大ホールで開かれる。紀の国わかやま国体・大会の開催に合わせ、県民が長年育んできた伝統芸能を広く紹介し、県内の文化遺産に理解を深めてもらうのが目的。
5団体が出演し、県内各地域に受け継がれてきた無形民俗文化財を披露する。
出演団体は、「粉河祭だんじり太鼓」粉河車楽ラブ(紀の川市)▽「藤白の獅子舞」藤白獅子舞保存会(海南市)▽「御坊下組(しもぐみ)の雀踊」御坊下組の雀踊保存会(御坊市)▽「嵯峨谷の神(こ)踊り」嵯峨谷の神踊り保存会(橋本市)▽「木ノ本の獅子舞」木ノ本獅子舞保存会(和歌山市)――。
開会に先立ち、正午から同館大ホールロビーで獅子頭を使ったワークショップがあり、県文化遺産課の蘇理剛志さんが楽しく解説する。
無料だが入場整理券が必要。整理券は同館や県文化遺産課、粉河ふるさとセンターなどで配布。郵送でも申し込みを受け付けている(26日消印有効)。
問い合わせは同館(℡073・436・1331)。