紀伊半島の地質から斜面崩壊などの災害の発生メカニズムを知る企画展「紀伊半島の地形・地質と斜面災害」が30日まで、海南市船尾の県立自然博物館で開かれている。和歌山大学防災研究教育センターが協力。
海溝で形成された複雑な地層「付加体」、マグマが冷え固まってできた「火成岩体」など、紀伊半島を構成する地質をパネル展示。平成23年の紀伊半島大水害から見た地質ごとに違う災害の様子を災害現場の写真などで紹介している他、地質の岩石標本も展示されている。
午前9時半から午後5時(入館は4時半)まで。月曜休館(祝日の場合は次の平日)。問い合わせは同館(℡073・483・1777)。