和歌山市北部の第二阪和国道和歌山岬道路の大谷ランプから平井ランプ(1800㍍)と、市道中平井線(2190㍍)が9月12日午後4時、同時に供用開始される。
両道路は「紀の国わかやま国体」が開幕する9月26日までの開通を目指し工事が進められていたが、約2週間前倒して開通が実現する形。中平井線では、ことし6月18日、ふじとトンネル(733㍍)の貫通式があり、地元住民らを中心に早期の開通が待ち望まれていた。開通日当日は、開通式と開通イベントが行われる予定。
市は、「今回の開通で、第二阪和国道と国道26号を連絡することにより、北部地域の交通混雑の緩和や関西国際空港、大阪方面へのアクセスが向上し、地域活性化が図られます」と期待を寄せている。