「第64回和歌山市美術展覧会」(市展)が24日、市民会館で始まった。初日には来賓や審査員を迎えてのテープカットがあり、来場者はレベルの高い精力的な作品をじっくりと鑑賞していた。
日本画「夕涼み」で市長賞に輝いた橋本市の谷口澄子さん(64)は初出品で初受賞。「絵を習い始めて1年。とにかく描くのが楽しく、これからも描き続けていきたいです」と笑顔で話していた。
ことしの一般応募は7部門で214点あった。第1会期「日本画・工芸・いけ花」は28日まで。入賞入選・無鑑査・招待・審査員作品として、日本画51点、工芸49点、生け花24点を展示している。
第2会期「書道」は7月1日から5日まで、第3会期「洋画」は8日から12日まで、第4会期「写真・彫塑」は15日から20日まで。午前9時半から午後5時まで。各会期中の日曜には、審査会委員が作品の質問に応じる「ギャラリートーク」(午後1時半~3時)もある。【入賞者は後日掲載】