7月7日の七夕を前に、県立博物館(和歌山市吹上)でササの飾り付けイベントがあり、近隣の岡山幼稚園(岡本史園長)の園児80人が短冊に願い事を込めた。
同館友の会が主催し、15年以上続く恒例の催し。園児たちは、折り紙を切って作った天の川や織り姫と彦星の飾り物を持参。色鮮やかな短冊には「みんなたのしくあそべますように」「ニンニンジャーになれますように」などと、かわいらしい願い事が手書きでしたためられ、同館の職員らと一緒に丁寧にササに結び付けた。
完成後はみんなで、願い事がかなうようにと「きらきら星」「たなばたさま」を手遊びを交えて元気に歌った。
雜賀茉裕(まひろ)ちゃん(6)は「『かなうかな』って思いながら『幼稚園の先生になれますように』って書いた」とにっこり。
同館では、7月5日に無料の茶会やコンサートなどを盛り込んだイベント「七夕まつり」を開催する。7日までは来館者も短冊に自由に願い事を書けるコーナーを設けており、ササに飾り付けができる。