行政や公共交通機関、各種団体で構成する「交通事故をなくする県民運動推進協議会」(会長=仁坂吉伸知事)の平成27年度総会が26日、和歌山市手平の和歌山ビッグ愛で開かれ、交通安全スローガンの最優秀賞受賞者6人、交通安全功労者18人が表彰された。
約250人が参加。仁坂吉伸知事は一人ひとりに表彰状を手渡し、「県内の事故件数は13年連続で減少しており、これも皆さまの日頃のご協力のたまもの」と感謝。「しかしまだ死者がいる現状は楽観できるものではない」と引き続きの活躍に期待した。
受賞者を代表し、交通安全功労者の粂田(くめだ)正治さん(和歌山市)が「引き続き地域の交通安全のために活動していく覚悟」と謝辞を述べた。
スローガンは一般、子ども、シニアの3部門に計8447作品の応募があった。粂田さんの他、本紙エリアの受賞者は次の皆さん。
【スローガン最優秀】一般=今関義朗(和歌山市)「通学路 スピードゆるめて 気は締めて」、中野益子(同)「あかないしょー スマホ 無灯火 二人乗り」
【交通安全功労者】品川岩美、和中多美、久岡美喜子(以上和歌山市)、平野泰宏(紀の川市)、田中冨雄(岩出市)、久保田悟(紀美野町)