今夏、県を幹事県に2府4県で開催する、全国高校総合体育大会(インターハイ、7月28日~8月20日)を盛り上げようと、県立和歌山ろう学校(島田健司校長)の生徒は12日、和歌山市のホテルアバローム紀の国で開かれた「第14回アバロームロハスフェア」で手作りのインターハイ啓発グッズを配布した。
同ホテルシェフによる実演販売やコンサート、ハンドメイド雑貨販売などが催されるロハスフェア。生徒は2階にブースを設け、手作りしたトートバッグやメモホルダー、パズルなどを販売し、購入者先着50人にインターハイのシンボルマークの入ったコースターを配り、インターハイの開催をアピールした。
コースターは直径約11㌢。同校高等部本科3年の産業工芸科の生徒が、短冊状の木を板状に貼り合わせて円状に加工し、被服科の生徒がシンボルマークをプリントしている。
産業工芸科の塚賢仁君(17)は「丸く切るのは少し難しかったです。大切に使ってほしい」とにっこり。「インターハイでは和歌山の選手も頑張るので、たくさん応援しましょう」と啓発した。