海南市日方の海南保健福祉センターで3日、第10回市美術家協会展が始まった。6日まで。初日は連休のひとときを芸術で楽しむ人の姿が見られた。
工芸、写真、書道、日本画、洋画の5部門に市内外で活躍する作家59人が計61点を発表。個性が光る、見応えたっぷりな作品が並び、来場者は顔を近づけたり遠くから全体を眺めたり、感動した様子で見入っている。
時間は午前9時から午後5時(最終日は4時)まで。大型連休で道路や観光地が混雑する中、いすに座り、ゆっくり鑑賞できるスペースが用意され、芸術にひたる癒やしの空間が広がっている。