任期満了に伴う紀美野町議選は26日、投開票され、新町議12人が決まった。新人の南昭和さんが502票を獲得して6位で初当選。元職の西口優さんが492票の7位で2期8年ぶりの返り咲きを果たした。現職は10氏が議席を守り、715票の小椋孝一さんがトップ。仲尾元雄さんが涙をのみ、明暗を分ける結果となった。
今回から定数を2議席削減。票が読みづらい中で現職11人、元職1人、新人1人が激しい選挙戦を繰り広げた。中でも美里・長谷毛原地区では4人が立候補して大激戦の様相を呈したが、うまく他の地区でも支持を広げたとみられ、そろって当選。昨年の補欠選挙を制し、一般選挙初出馬の上柏睆亮さんは613票で2位となった。
全体では前回と比べて4人が得票を伸ばして7人が減らす結果。うち現職4人が他の候補に食い込まれ、300票台で当落を分ける格好となった。党派別では無所属が9人。共産は美濃良和さん、田代哲郎さんの2人、公明は町田富枝子さんの1人がそれぞれ改選前の議席数をキープした。
喜びの当選者(右上から左へ得票順)