ぶらくり丁再生の拠点となることを目指して、和歌山市新雑賀町(東ぶらくり丁)に3月31日、おばんざい料理店「一倫」(林裕介オーナー)がオープンしました。アットホームな雰囲気で、おでんやおばんざい、各地の地酒などが楽しめる店です。
同店をプロデュースしたのは、地元発信事業を中心に、人材紹介や不動産事業、営業代行などを通じて和歌山を世界へ導く企業を目指す「ワンイノベーション㈱」(同市和歌浦東、林裕介代表取締役社長)で、「一倫」という店名には、「一つの輪」や「倫理」という意味が込められています。
店内には“昨日より今日、今日より明日”と書かれたポスターが掲げられており、「日々良いものを提供するように心掛け、皆さまの縁がつながってぶらくり丁が活気にあふれるよう夢を持って前に進んでいきたい」とスタッフ一同笑顔で話しています。
自慢のおでんは、いろいろな種類が100~300円で食べられます。また、同店のママの里美さんがその日の気分に合わせて作る「日替わりおばんざい」は一品500円均一で、ほっとくつろげる“わが家の味”が好評です。
ドリンク類も豊富で、ワサビやレタス、黒豆、紫芋などを使った珍しい焼酎や富士山麓のきれいな水で造られた静岡県の米焼酎、地元では海南市・平和酒造の日本酒「紀土(きっど)」などが味わえます。
【一倫】和歌山市新雑賀町66▽℡073・431・0100▽午後5時~深夜0時(OS10時半)▽定休日=日曜