Quantcast
Channel: わかやま新報
Viewing all articles
Browse latest Browse all 24090

ガウンと角帽で卒業 信愛短大が県内

$
0
0

 アカデミックガウンと角帽を着用した県内初となる卒業式が21日、和歌山市の和歌山信愛女子短期大学(森田登志子学長)で行われた。2年間で学んだ知性と理性を表そうと、ことしから着用することになり、卒業生124人はガウン姿で式に臨んだ。

 式では、保護者らの拍手に迎えられガウンをまとった卒業生が入場。生活文化専攻、食物栄養専攻、保育科の各代表学生が壇上に上がり、森田学長から卒業証書を受け取った。森田学長は「温かい心を持ち、素朴の中にも心の込もった、凛とした女性になってほしい。社会性、協調性、独自性をもって社会を歩んでください」と言葉を送った。

 在校生代表の津村瑞紀さんから送辞を受け、卒業生代表の岩崎稔誉子(みほこ)さんは「豊かな心と優しさをもち、努力していきたい。当たり前の日常に感謝。全ての人、機会を大切にし、より幸せに豊かに過ごしていきたい」と答辞を述べた。

 卒業生の梁川美穂さん(20)は「短期大学の卒業式でガウンを着られるとは思っていなかった。背筋が伸びましたね」と笑みをこぼした。

 式の前には、在校生が卒業生からろうそくのともしびを受け、同校建学の精神を引き継ぐ「学灯伝承」が行われた。

ガウンを着用した卒業生

ガウンを着用した卒業生


Viewing all articles
Browse latest Browse all 24090

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>