紀美野町のりら創造芸術高等専修学校で15日、卒業式があり、6期生11人が次のステージへ飛び立った。
山上範子校長が卒業証書を授与。温かいエールを送り、卒業生が一人ひとりあいさつした。それぞれ3年間を振り返って「幸せでした」「りらでよかった」「楽しかったです」と充実感いっぱいの表情。顔に笑みと涙を輝かせ、感謝や抱負を語った。
あらためて山上校長が「一人ひとりの言葉から、空っぽだった袋にたくさんの経験を栄養として詰め込み、次のステージへ飛び立ってくれると感じました。本当に大きくたくましく成長し、また、幸せな時をプレゼントしてくれました」と式辞。「それではいってらっしゃい、頑張ってね」と呼び掛け、卒業生全員が「行ってきます」と力強く応えた。
県、町、地元の関係者、保護者らが祝辞。2年生の小野田円香さんが送辞を述べ、在校生の発表で同校らしく学びやを送り出した。