バスケットボール男子NBLの和歌山トライアンズのエース、川村卓也主将は8日、次節21、22日のホーム戦で、けがによる長期離脱から復帰する見通しであることを明らかにした。和歌山市梅原のノーリツアリーナ和歌山での試合後に報告した。
川村主将は「オフェンスマシーン」の異名を持ち、昨年3月に史上最年少でトップリーグ6人目となる通算5000得点を達成した、日本を代表する選手の一人。今季序盤から右膝の故障により長期欠場を余儀なくされ、昨年11月には内視鏡手術を受けたことを発表し、復帰に向けてリハビリを続けてきた。
8日の試合後にマイクを握った川村主将は「皆さんの前でプレーできることを楽しみにしている」と意気込みを述べると、復帰を待ち望んでいたブースター(ファン)からは、歓喜の声援と温かい拍手が送られた。