草月流の生け花を学ぶ草月会県支部(岡田草春支部長)の展覧会が22、23日の2日間、和歌山市美園町の県JAビル1階アグリテラスで開かれる。
2年に1回開く作品展。会員ら26人が
「笑顔でつなぐ花と人」をテーマに、合作を含む24点を出品する。開放的な吹き抜けの空間を生かした展示で、ソテツを使った合作は、春風のうねりをイメージ。金網などを用いながら、勢いよく上昇するような様子が表現される。
山桜やスイートピーなど、春めいた雰囲気の作品が並ぶ予定で、岡田支部長は「みんな花を生けるのが大好きで、心和ませながら花と向き合っています。そん楽しみが、少しでも伝われば」と話している。午前10時から午後5時。問い合わせは同ビル(℡073・488・5641)。