県立和歌山高校(和歌山市新庄、山﨑澄子校長)の生徒の作品約270点が並ぶ「県立和歌山高校展―書道・美術・工芸―」が9日まで、同市の県民文化会館展示室で開かれている。
同校生徒がこの一年間に、芸術関係の授業や文化系クラブで作り上げた作品を展示する、毎年恒例の作品展。焼き物やデザインポスター、油彩画、書、染め物、写真などジャンルは多彩。土を練るところから制作した花器や食器、伝統技法「ろう染め」で作ったのれんなどの作品を通して、個性豊かな生徒の取り組みがうかがえる。
焼き物を出展している3年生の大塚紗月さん(18)は「来場者に作品を見て、楽しんでもらいたいですね」と話している。
午前9時から午後4時半(最終日は3時)。問い合わせは同校(℡073・477・3933)。