元はガレージだった建物を改装し、地域に密着したカラオケスタジオにライブハウスの機能を持たせた「Mスタジオ羅布」(和歌山市杭ノ瀬、羅布陽介代表)で1日、ライブ演奏が行われ、地域住民ら約30人が間近で音楽を楽しんだ。
音楽CD「音楽教室風味」(税別1200円、発売元T・S・Mレコード)の発売を記念する「レコ発ライブ」で、同CDに収録された全6曲を作曲した羅布さんと、羅布さんが主宰する音楽教室の弟子で同CDに作詞と歌で参加した宇佐美コーゾーさん、中井十詩さんら「師弟(シテイ)ボーイズ」が出演した。
ギターは、中西秀史さん、ピアノはヴィアンさんが担当した。また、特別ゲストとして「和歌山を音楽で元気に!」を合い言葉に歌い続けるオヤジシンガー・TONPEIさんが参加し、ライブを盛り上げた。
羅布さんらは「4年前にこのスタジオを立ち上げて以来、一番たくさんお客さんが入ってくれたかも」と笑いを誘い、1920年代のパリの雰囲気を再現した「カフェ・ド・パリ」や和歌浦をテーマにした「万葉歌」、紀美野町をイメージした「蛍」など10曲を熱唱した。