消滅の危機から存続が決まったプロバスケットボールチーム「和歌山トライアンズ」は27日、和歌山市梅原のノーリツアリーナ和歌山で、3日間の選手主導の存続感謝イベントをスタートさせた。
初日のこの日は、100人近いブースターや地元の子どもらが集まり、選手とバスケットボールで交流した。公開練習後のふれあいバスケの時間では、足の故障で欠場中の川村卓也選手がマイクを握って盛り上げ、昨年まで使用していた松葉杖も外して順調な回復ぶりを披露した。
子どもらは、ドリブルやシュートのゲームなどで楽しんだ。参加した市立藤戸台小学校6年生の林恵亮君(12)は「いろんな練習ができて楽しかったです。チームも和歌山で続けられるようになったので、また、選手のプレーを楽しみにしています」と話した。この日は、チームを離れた久保田遼選手の姿もあった。
29日にも同体育館で、午後1時半から公開練習、同5時からふれあいバスケがある。