海南市議会臨時会が7日開会し、市は日方の市役所庁舎を南赤坂へ移転させる新庁舎整備事業の関連議案を提出した。
冒頭、神出政巳市長が「本年は新海南市の誕生から10年を経過する区切り。これまで特に防災対策と若者の定住促進を2つの柱に取り組んできたが、その基盤を強固にし、さらに進化したまちづくりを展開していくため現在、新庁舎や新たな子ども園の整備事業を重点的に進めているところ」とあいさつ。庁舎の移転に伴い市役所位置を変更するための条例改正、新庁舎整備に必要な用地と建物の財産取得、取得する和歌山リサーチラボ社屋の維持管理費を計上した26年度一般会計補正予算の3件を提案した。
初日午前中はこの他、神出市長の提案理由説明後、市議らは移転先となる和歌山リサーチラボの視察を行った。会期は13日までの7日間。最終日に採決が行われる。