県立和歌山高校(和歌山市新庄、山﨑澄子校長)の春の恒例行事「チューリップフェスタ」の開催に向け、ことしも校内に球根約1万2000個を植え付ける作業が始まっている。作業は同校生徒や教職員、地域住民らが行い、今月中にすべての球根が植え付けられる。
フェスタは平成15年度から毎年、4月上旬に開催。色とりどりのチューリップが校内を彩り、多くの地域住民らの目を楽しませている。
初日の8日は、校庭などで作業が行われ、住民や生徒らが赤や白、紫、ピンクなど7色の球根を植え付けていった。来年のフェスタでは、開催が迫った紀の国わかやま国体・大会のマスコットキャラクター「きいちゃん」をチューリップで形作る予定。
生徒会長の2年生、山田奈菜絵さん(16)は「来年も皆さんに『きれいだなぁ』と思ってもらえるようにしたい。チューリップから元気をもらってもらえるようにしたいです」と話していた。