来年用のお年玉付年賀はがきが30日、全国の郵便局で一斉に発売された。和歌山市一番丁の和歌山中央局では、販売開始セレモニーが行われた。年賀郵便の引き受けは12月15日からで、25日までの投かんを呼び掛けている。
日本郵便㈱和歌山中央郵便局の奥村嘉教局長が「年賀状の発売を知ってもらい、年の初めに交わすという良き伝統を継承していただきたい」とあいさつ。さんた保育園の園児53人が「銀河鉄道999」などの鼓笛演奏を元気いっぱい披露し、花を添えた。
年賀はがきは、全国で約32億1590万枚、うち近畿で約5億270万枚、県で約2700万枚、市で約940万枚を発行する。定番の無地、いろどり年賀、ディズニーキャラクター年賀をはじめ、新商品の「ハローキティ年賀」、寄付金付きの全国版「ひつじ」と来年の紀の国わかやま国体・大会をPRした県版「国体・大会マスコット『きいちゃん』と高野山」など全部で11種類。海外年賀用の差額切手もある。