ぶらくり丁が綱引き会場に!?――。和歌山大学生が中心となり、中心市街地の活性化を目指すイベント「ツナヒキNight2014」が11月15日午後1時から7時まで、和歌山市のぶらくり丁商店街内で開かれる。約1000人が参加した昨年の初開催を上回る盛り上がりを目指す第2回。実行委員会は「活気と勢いのあるイベント。綱引きで『つながり』ましょう!」と呼び掛けている。
実行委「TUNAGARI会」(実行委員長=山本周平・和大経済学部2年)が主催。チーム対抗でトーナメント戦を行う「つなひき王者決定戦」(3時半~)をはじめ、小学生チームの王者決定戦「子どもつなひき」(1時半~)、誰でも飛び入り参加できる「みんなで大つなひき」(3時~、6時~)などが行われる。
第1回の実行委員長を務めた同学部3年の和田浩一郎さん(21)は「防災などで地域のコミュニティーづくりが大切になる。中心部の商店街との『つながり』を持ちたい」と話す。「つながる」ためにはイベントの継続が重要と、今回は後輩の山本さん(20)に実行委員長を託した。山本さんは「去年よりも規模を大きくし、若い人を商店街に呼び込みたい」と意気込む。
当日は、藁(わら)を手に店舗を回り、物々交換していく「わらしべ長者GAME」や、綱引きの勝者を予想するビンゴ大会もある他、輪投げ遊びやバルーンアート体験など、NPO法人子どもNPO県センター主催の「子ども縁日」が同時開催される。
山本さんは「がちんこの勝負が見どころ!ぶらくり丁の雰囲気を味わって」と参加、来場を呼び掛けている。