ジャズ演奏を聴きながら和歌浦を走る「第14回和歌浦ベイマラソンwithジャズ」(26日、和歌山市)の開催を前に19日、和歌の浦アート・キューブでプレイベントが開かれ、市内の中高生が米国空軍太平洋音楽隊(隊長=ヘイリー・アームストロング大尉)と交流した。
交流会には県立星林高校の吹奏楽部と軽音楽部、同市立伏虎中学校の吹奏楽部が参加。2年前にベイマラソンで演奏した同音楽隊のメンバーが、各校で練習している楽曲を、パーカッション、木管楽器、金管楽器などパートごとに指導した。
マーチングで「LAND OF MAKE BELEAVE」に取り組む星林吹奏楽部には、トランペット奏者で指揮者のヘイリー隊長がレッスン。生徒が普段通りの演奏を披露した後、ヘイリー隊長は「もう少しダイナミックさを付け加えたい」と手ほどき。「周りの音を聴きながら演奏してみて」「大きな音を出す時は、悪い音が出ないように気を付けて」などアドバイスした。部長の2年生、射場柚花さん(17)は「外国の方から指導を受けるのは緊張しました。教えてもらったことを全て吸収したい」と話していた。
第14回ベイマラソンは午前9時半に和歌山マリーナシティをスタート(ハーフマラソンは和歌山港会場)。全国各地からエントリーした約1万2000人が、和歌浦湾を臨むコースに挑む。コース内11カ所にはジャズ演奏が行われる「ライブステーション」が設けられる。当日は交通規制あり。詳しくはホームページ(http://www.city.wakayama.wakayama.jp/menu_1/jazz/jazz.html)で。