プロバスケットボールNBL西地区の和歌山トライアンズは11、12日、熊本県の八代市総合体育館で開幕初戦を迎え、熊本ヴォルターズと対戦し2連勝を飾り、シーズンをスタートさせた。昨季西地区王者として、開幕の勢いを占う絶対に負けられない大事な試合だったトライアンズ。18、19日のノーリツアリーナ和歌山(和歌山市梅原)でのホーム開幕戦を、勢いこのままに勝利につなげたい。
〔11日〕和歌山85(23―19、17―16、22―16、23―27)78熊本
〔12日〕和歌山75(14―19、20―10、20―19、21―21)69熊本
初日の和歌山のスタートメンバーは、阿部佑宇、マイケル・パーカー、川村卓也、久保田遼、寺下太基。第一ピリオドで、ガードの阿部と川村のアシストが光り、センター久保田が2本連続ミドルシュートを確実に決め先制。その後は、第2ピリオドで熊本に逆転を許したが、パーカーのリバウンドや和歌山市出身の寺下がゴール下の攻防を粘り強く競り勝ち、点差を縮めて逆転し勢いを取り戻した。その後は、この日、38得点17リバウンドとパーカーが大爆発するなどチームに貢献し、勝利を収めた。
2日目には、川村が24得点、パーカーと久保田が19得点、阿部が9得点とチーム全体で得点する良い流れが組み立てられたことで、2勝目を獲得した。