本年度で68回目を迎える「赤い羽根共同募金運動」が1日スタート。和歌山市のJR和歌山駅前でセレモニーが行われ、約200人が参加して朝の通勤客らに募金を呼び掛けた。運動は「自分のまちを良くするしくみ。」をメーンテーマに、12月31日まで全国展開される。
セレモニーで県共同募金会の大岡淳人会長は、「地域福祉の向上を図るため、みんなの力、総合力で取り組みたい」とあいさつ。街頭募金には尾花正啓市長や、紀の国わかやま国体マスコット「きいちゃん」も参加し、募金箱を手に「協力お願いします」と声を掛けた。
昨年度は期間中、県内で約1億3471万円の募金が集まった。募金の使い道はその県内で決められ、社会福祉活動などに活用される。