和歌山北署は12日、和歌山市加太の田倉埼灯台南西約1㌔先の海上で、身元不明の男性遺体が発見されたと発表した。
同署によると、同日午前11時ごろ、遊漁船の船長が、仰向けで浮かんでいる男性を発見し、119番した。同海岸では台風11号が接近した10日朝、遺体発見現場から北東に3㌔ほどの海岸の沖約30㍍の海上で、サーフィンをしていた男性が波にさらわれて行方不明になる水難事故が目撃されていた。
発見された男性は、右足首に、サーフボードと体をつなぐ際に使用するリーシュコードがマジックテープで結束されていたことなどから、行方不明のサーファーとの関連を同署が調べていた。
その後の調べで、遺体は大阪市の建設業の男性(40)と判明し、10日に波にさらわれたサーファーと確認された。