同僚女性にセクハラ行為をしたとして県は１７日、農林水産部の４０代男性職員を停職６カ月の懲戒処分にしたと発表した。また、同日付で男性職員の所属長を訓告処分とした。
県は「被害者のプライバシーがあるのであまり詳しくは説明できない」とした上で、男性職員がことし５月中旬から６月上旬にかけて繰り返し、公用車や自家用車で移動中や停止中、運転席から助手席に座っていた同じ所属の女性職員の膝を触るなどのセクハラ行為があったことを明らかにした。女性から相談を受けた一般の知人女性が、県監察査察課に通報した。
男性職員は、セクハラ行為を認めており、「被害者に嫌な思いをさせて申し訳なく思っている」と反省しているという。
今後の対策について監察査察課は「職員への注意喚起の徹底やハラスメントの研修などで再発防止に努める」としている。