関西サッカーリーグ1部第8節は14、15の両日、各地で4試合があり、ホームのアルテリーヴォ和歌山は和歌山市毛見の紀三井寺球技場でレイジェンド滋賀FCと対戦。後半ロスタイムに長身FW「ジャンボ」こと大西佑亮のゴールで勝ち越し、3―2で、引き分けを含む4試合ぶりの白星をもぎ取った。
1点を追うアルテリーヴォは前半37分、右サイドからのクロスを大西が頭で合わせ同点に追い付いた。45分には、永井からパスを受けた白方のゴールで逆転に成功した。
後半28分に同点とされたが、試合終了間際、右サイドでボールを受けた角南のクロスを大西が押し込み勝ち越し。劇的な幕切れに、会場は歓喜の渦に包まれた。
大西はこの試合2得点をマーク。8節終了時点で7点を挙げ、得点ランキング(15日現在)は1位。2位に3点差の独走状態だ。チーム成績は3勝3敗2分で勝ち点11。8チーム中4位に順位を上げた。次節は22日、キンチョウスタジアムでアミティエSC京都(5位)と対決する。午前11時半キックオフ。