来年の「紀の国わかやま国体」に向けた競技別リハーサル大会が7日、水球を皮切りに和歌山市でも始まった。市では11月28日のフェンシングまで約半年間にわたり、本番14競技16種目のうち15種目で行われる。
水球は本年度の関西選手権大会を兼ねて7、8の両日、秋葉山公園県民水泳場と大阪プール(大阪市)で開催。東は静岡、西は鳥取、高知から計22チームが出場した。
開会式で大会会長の尾崎要二県議は選手らを歓迎し、「今大会は国体成功に向けて頑張っていこうという出発式でもある。日頃の成果を発揮し、素晴らしい思い出に残る大会に」とあいさつ。大橋建一市長が祝辞を述べ、選手を代表して地元チーム・Riega(リーガ)和歌山の池田陸哉主将が「夢の全てをこの夏に懸け、全力で闘うことを誓います」と選手宣誓した。
同チームはこの日の第1試合で奈良平城と対戦。第2ピリオド終了までに9点を取る猛攻を見せ、結果10―6で奈良を下した。