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新たな農産物直売所 来年10月青洲の里に

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和歌山県紀の川市西野山の道の駅「青洲の里」は来年10月をめどに、駐車場東側に新たに農産物直売所と休憩所をオープンする。

新しい直売所は約550平方㍍。地元の新鮮な野菜や旬の果物をとりそろえ、市の魅力を発信する活気ある場所にする。

休憩所は約180平方㍍。トイレ休憩ができ、くつろげる癒やしの空間をつくる。

施設前の芝生にはウッドデッキやテーブルなどを設置し、来場者が団らんで過ごせる場所を確保する。また催し物ができるよう工夫を凝らす。駐車台数は約50台から約100台に増やす予定となっている。

同駅の担当者は「青洲の里を活気のある施設にしていきたい。さまざまな地域から足を運んでもらうためのきっかけづくりになれば」と話している。]

 

完成予定のイメージ(紀の川市提供)

自己負担なく乳がん検診を 和歌山トヨタ

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和歌山トヨタグループ(小川至弘会長)は、ピンクリボン月間にあたる今月1日から、女性社員と、男性社員の配偶者を対象に「乳がん検診無料化」を始めた。同グループの女性社員の平均年齢は31・8歳。結婚、出産後も働き続ける社員が増える中、社員一人ひとりが健康で輝き続ける明るい職場づくりを目指す。

同グループはこれまで、乳がん検診については、40歳以上の社員を対象にした人間ドックのオプション検査(会社全額負担)や、各自治体が発行するクーポン(40歳以上が対象)の利用などで受診の促進を図ってきた。

女性の約10人に1人が罹患(りかん)するといわれている乳がん。40~60歳代前半までが発症のピークといわれているが、近年、35歳以下で発症する若年性乳がんが急増。若い時に発症する「進行性乳がん」は、深刻なケースになる場合が多いという。

そのような中、乳がんの早期発見や健診の大切さを広めようと、同グループで一昨年発足した「灯・AKARIプロジェクト」が、補助やクーポンの対象ではない40歳以下の社員も、自己負担なく検診が受けられるよう「乳がん検診無料化」を小川会長に嘆願した。

同プロジェクトは、乳がんのため42歳という若さで姉を亡くした、社員の南直子さんの「一人でも多くの人に乳がんのことを正しく知ってもらいたい」との思いに、グループから女性社員が集まり、乳がん啓発活動を行っている。

快諾した小川会長は「社員とその家族が健康であることが大切。幸せの基本は健康」と取り組みを後押し。また同プロジェクトの顧問でもある森礼子県議会議員は「早期発見できれば命をつなぐことができる。和歌山から啓発していければ」と話す。

南さんらは、4月ごろから乳がん検診実施医療機関や、乳がんセルフチェックのイラストなどが掲載されたチラシを作成。「チラシを持ち帰ることで、男性社員も正しい知識を得て、家族に受診を勧めるきっかけにしてほしい」と話している。

 

小川会長(前列中央)と顧問の森議員(同左)、南さん(同右)、後列はプロジェクトメンバー

鬼滅ファン集う 貴志川町の甘露寺が人気

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劇場版アニメが大ヒット中の人気漫画『鬼滅の刃』に登場する主要人物の一人「甘露寺蜜璃」(かんろじみつり)の名字と同じとして、和歌山県紀の川市貴志川町長原にある浄土宗「甘露寺」がファンの間で話題となっている。同寺の山下芳巖住職(71)も檀家の総代会、世話人会の承諾を得てフォトスポットを設けるなど協力。コスプレイヤーらが次々と訪れ、ポーズを決めている。

『紀伊続風土記』(1839)によると同寺は、小倉の荘(和歌山市)田中村の廃寺を長原の地に移し、明暦中(1655~1657)に建立されたとある。境内には「縁結びの木」として葉がお守りに使われる梛(なぎ)の木があり、偶然にも「恋」を柱とするキャラクターである蜜璃との関係も評判になっている。

山下住職は、ことし春ごろ同寺を訪れた2人組の『鬼滅の刃』ファンの話から蜜璃の存在を知り、現在ではコミックスを全巻そろえるほどに。「単なる果し合いと違い、味方だけでなく敵である鬼にでもさえ、仲間や家族の絆、愛情など良い思い出を描いているところが幅広い年代から支持されているのでは」と述べ、現在同寺が話題になっていることについては「寺は檀家さんだけのものではない。これを機に多くの方々が寺に足を運んでほしい」と歓迎の姿勢だ。

25日には大阪市のフォトスタジオ「ミシアプレミアム」(嶋都支子代表)の呼び掛けで集まった『鬼滅の刃』ファンの子どもたちが各キャラクターの衣装をまとい同寺に集まり、参拝者らの撮影に応じていた。

『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』は今月16日の公開から10日間で興行収入107億円、観客動員798万人を突破するなど大ヒットし、社会現象となっている。紀の川市は29日まで、大阪市内の三つの映画館で市のPR動画のCMを流しており、特設サイト「かんろじまえのひ・み・つ」では「紀の川市はキュンかわ市へ」というコピーが記されており、甘露寺のある貴志川町周辺を「恋の聖地」として売り出したい方針だ。

 

本堂に設営されたフォトスポット前でポーズを決めるファンの子どもたち

和歌山県病院協会特集

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和歌山県病院協会 創立70周年記念式典

 

厳かな雰囲気の中で執り行われた記念式典

厳かな雰囲気の中で執り行われた記念式典

医療従事者の使命果たす

公益社団法人和歌山県病院協会(和歌山県和歌山市手平、上野雄二会長)がことし創立70周年を迎えた。コロナ禍の中、和歌山市湊通丁北のホテルアバローム紀の国で約110人が出席して記念講演と記念式典が挙行された。

式辞を述べる上野会長

式辞を述べる上野会長

記念式典であいさつに立った上野会長は「少子高齢化や人口減少社会による病院医療需要の減少、病床数適正化、地域医療の再編や統合など、地域医療構想が国の医療政策の要となっている。いま医療は大きな転換点を迎えており、今後10年先を見据えた病院医療の在り方を模索する日々だが、協会の英知を結集して病院としての使命を果たしていきたい」と式辞を述べた。
長年にわたり協会に貢献した橋本病院の橋本忠美理事長、十一番丁てらしたクリニックの寺下俊雄理事長、河西田村病院の田村公之理事長、誠佑記念病院の上野雄二理事長、恵友病院の川嶋寛昭理事長、中谷病院の中谷剛理事長、海南医療センターの山田陽一名誉院長、和歌浦中央病院の尾﨑慶和事務局長、山本病院の山本博晟理事長、南和歌山医療センターの中井國雄名誉院長に感謝状が贈られ、受賞者を代表して橋本忠美理事長が謝辞を述べた。
来賓の祝辞で仁坂吉伸知事は「コロナ禍においても、皆さんのおかげで全国的に比較しても対応ができている。病院協会の皆さんの働きが報われるような形にしていかなければならない」と述べ、岸本健県議会議長、尾花正啓和歌山市長、寺下浩彰県医師会長も続けて祝辞を述べた。
式典の最後に平岡眞寛副会長が「コロナという今まで経験したことのない状況が医療業界に及んでいる。医療の環境はさらに厳しくなっていく一方で医療を守っていかねばならない。今後も連携しながら県民を守っていく」と決意を示し閉会の辞を述べた。

上野会長㊧から感謝状が橋本理事長へ贈られた

上野会長㊧から感謝状が橋本理事長へ贈られた

 


和歌山県病院協会沿革

昭和25年7月 和歌山県病院協会創立。田辺市大浜館で第1回総会開催。協会事務局を和歌山県医務課に置く。加入病院数20病院。
昭和27年1月 日本病院協会へ加入。
昭和44年5月 和歌山県私立病院事業協同組合設立。
昭和45年10月 社団法人和歌山県病院協会の認可を受ける。
昭和45年11月 協会事務局を県医師会会館(和歌山市小松原通り1-1)へ移転。
昭和55年5月 協会創立30周年記念式典開催。協会創立30周年小誌を刊行。
昭和57年1月 協会会館(和歌山市吹上2-3-15)が開館し、事務局を移転。
平成3年1月 和歌山看護専門学校設立(和歌山市鳴神129-5)。
平成3年4月 協会厚生年金基金設立。
平成9年7月 和歌山看護専門学校校舎(和歌山市西庄1107-26)が移転。
平成12年7月 協会「50年史」刊行。
平成12年11月 協会創立50周年記念和歌山県病院大会を開催。
平成16年4月 協会事務局を和歌山ビッグ愛(和歌山市手平2-1-2)へ移転。
平成17年4月 和歌山看護専門学校2年課程(通信制)開校。
平成23年5月 協会創立60周年記念式典開催。60周年記念誌「10年のあゆみ」刊行。
平成24年4月 公益法人へ移行。
平成25年3月 和歌山看護専門学校2年課程(通信制)閉課。
平成26年11月 医療勤務環境改善支援センター開設。
令和2年10月 協会創立70周年記念式典をホテルアバローム紀の国で開催。

 


歴 代 会 長

初代会長 勝 慶徳(和歌山赤十字病院) 昭和25年7月~昭和36年6月

第2代会長 濱 光治(浜病院) 昭和36年6月~昭和46年5月

第3代会長 堀口 銀二郎(堀口整形外科病院) 昭和46年5月~昭和53年6月

第4代会長 遠藤 香苗(和歌浦中央病院) 昭和53年6月~平成元年5月

第5代会長 月山 和男(月山病院) 平成元年6月~平成17年5月

第6代会長 成川 守彦(桜ヶ丘病院) 平成17年5月~平成28年5月

第7代会長 上野 雄二(誠佑記念病院) 平成28年5月~現在

10月30日付

PCウイルス除去装う詐欺被害 和市で2件

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パソコンのウイルス除去の名目で電子マネーをだまし取る特殊詐欺被害が、26~28日に和歌山市内で2件、相次いで発生した。

和歌山西署によると、26日午後4時ごろ、市内の70代男性がパソコンを起動させた際、「パソコンがウイルスに感染しました」などのメッセージと電話番号が表示され、電話をかけたところ、片言の日本語を話す男から修理代金として電子マネーを購入するよう言われた。

男性はコンビニエンスストアで電子マネーのカードを5回にわたり計12枚(53万円分)購入し、カードに記されたアルファベットなどを伝え、全額をだまし取られた。

和歌山北署でも同様の被害を把握。同署によると、28日午後7時30分ごろ、市内の男性(69)がパソコンの画面でウイルス感染のメッセージを見て、表示された電話番号に連絡したところ、片言の日本語を話す女から、コンビニで電子マネーのカードを購入するよう持ち掛けられ、計4万5000円分を購入した。

その後、女から最初に購入した3万円分が読み取れないと言われ、交換するために訪れたコンビニで店員が不審に思い、同署に通報した。3万円分は引き出されておらず、被害は1万5000円分だった。

貸し切りバスの換気、安全性をPR 県協会

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新型コロナウイルス対策として和歌山県バス協会は24日、和歌山市湊の和歌山運輸支局内で、利用者が安心して使えるよう大型貸し切りバスを使い安全性をPRするイベントを開いた。旅行会社の関係者ら約90人が集まった。

近畿運輸局によると、対前年度比で県内の貸し切りバス事業者の営業収入は5月~8月で100%~91・2%の減収と厳しい状況。

イベントでは、大型観光バスを使い、バス車内に空気の流れが見えるようにスモークを発生させ、自動車メーカー担当者が状況を説明。外気循環と室内空気の強制排出で、約5分間で空気が入れ替わる様子をPRし安全性を訴えた。

同協会の久保洋介会長は「貸し切りバスは安全安心な乗り物だと認識していただき、一人でも多くの方にご利用いただければ」と話した。

 

濃いスモークも5分で換気

大切な人へ思いつなぐ 年賀はがき販売開始

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2021年用のお年玉付き年賀はがきが全国一斉に発売された29日、和歌山県和歌山市一番丁の和歌山中央郵便局(石橋守局長)にも発売を待っていた人々が次々と訪れた。

午前9時の発売開始前から列ができ、一番乗りで買い求めた同市の神木輝巳さん(69)は「毎年、発売初日に中央郵便局の記念押印をはがきに押すため買いに来ている。40年以上続けており、きょうも楽しみに来た」と笑顔で話した。

同局によると、全国の年賀はがきの発行枚数は19億4000万枚。県オリジナルの串本町の「橋杭岩の初日の出」がデザインされた68円の寄付金付き年賀はがきは26万8000枚を発行し、県内の各局で取り扱う。

また、同局から市立博物館に寄贈し、9月に同館で展示されていた昔の同局や郵便業務などの写真をプリントした特製絵はがきを、年賀状50枚以上購入した人にプレゼントしている(なくなり次第、終了)。

年賀はがきのお年玉商品は、昨年に続き1等が現金30万円または電子マネー31万円分。2等がふるさと小包など、3等が切手シートとなっている。年賀状の受け付けは12月15日に開始する。

石橋局長は「ことしは〝思いをつなぐ年賀はがき〟をテーマに、離れている人に会いにいけない時代だからこそ、思いを込めた年賀はがきを正月にお届けしたい思いで発売した」と話し、同局前を通る人に活用を呼び掛けていた。

 

年賀はがきの販売が始まった窓口

秋風に揺れる金の波 生石高原ススキ見ごろ

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関西有数のススキの名所、紀美野町と有田川町にまたがる生石高原で、一面に輝く穂が見ごろを迎えている。

標高870㍍に位置する約27㌶の高原に一面の群生が広がっており、開いた白い穂が太陽に照らされて輝き、風に揺られて波のようにうねる様子が見られる。

天気が良い日は、日没前になると空もススキも黄金色に染まり、荘厳な光景に包まれる。

平地より気温は低く、特に朝夕は肌寒いが、週末を中心に多くの人が訪れ、駐車場の混雑のため山頂付近には渋滞も発生している。

訪れた人はゆっくりと散策し、高原のデッキからススキを見渡したり、輝く穂を写真に収めたりして楽しんでいる。

人気の写真スポット「火上岩(ひあげいわ)」では、ドレスアップして結婚の記念撮影をするカップルの姿もあり、順番待ちの列もできていた。

ススキは11月上旬まで楽しめる。

 

日没が近づき、黄金色に染まった一面のススキ

指先の感触を大切に 視覚障害者の陶芸体験

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和歌山県岩出市東坂本の県植物公園緑花センターで24、25の両日、同市の根来一乗窯陶芸教室による体験会が開かれた。紀の川沿いの地域に住む視覚障害者やボランティアでつくる「紀の川ネット」(井浦千惠子会長)の4人も電動ろくろを使った陶芸に挑戦。信楽の土で茶わんや湯のみなど、思い思いの作品づくりを楽しんだ。

同陶芸教室を主宰する清水均佳さん(72)が指導した。同団体とは3年前から陶芸体験で交流してきたが、電動ろくろを使うのは初めてという。

メンバーは機械の回転音を聞きながら、土の中央に両手の親指で穴を開け、押し広げていった。清水さんは自身の手を添え、「ゆっくりと土を意識しながら」「大きさは、ええ感じになってる」などと土の状態を説明しながらアドバイス。参加者は指先の感触を頼りに、高さや厚さ、広がり具合を確認しながら形を作った。

清水さんに褒められ「弟子入りしようかな」と冗談交じりの人も。仕上げに指跡をつけたり、変形を加えたりして自分だけの作品を完成させた。

清水さんは「私たちも目からの情報に頼るのでなく、心を鎮め指先の感覚を頭で捉えてろくろをひく、そんな心構えが大切だと感じます。皆さんに喜んでもらえれば何より。このような交流を、今後の自分の焼き物にも生かしたい」と話した。

参加したメンバーは「手触りがよく、冷たさやきめ細かい感触が伝わってきた」「土を触っていると心が落ち着いた」「どんな形になるか焼き上がりが楽しみ」と笑顔で話していた。

 

清水さん㊧の指導でろくろをひく参加者

 

延長制し天皇杯4回戦進出 アルテリーヴォ

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天皇杯JFA第100回全日本サッカー選手権大会(日本サッカー協会など主催)は28日、3回戦が行われ、和歌山県代表のアルテリーヴォ和歌山(関西リーグ1部)は大阪市のヤンマースタジアム長居で大阪府代表のFC TIAMO枚方(同)と対戦し、3―2で勝利した。2点差の苦しい展開から延長戦の末、大逆転を果たし、県勢最高成績を更新する4回戦進出を決めた。

両チームは同じ関西リーグ1部でしのぎを削るが、枚方は元韓国代表MFチョ・ヨンチョルら厚い選手層を誇る強豪。今季リーグ戦は枚方は1位、アルテリーヴォは6位で終え、直接対決ではアルテリーヴォが0―5で敗れている。

アルテリーヴォにとっては今季の公式戦は天皇杯を残すのみ。枚方へのリベンジも含め、チームが強い思いをもって臨んだ試合となった。

アルテリーヴォは豊富な運動量で高い位置からボールを奪いに行く攻撃的なサッカーを展開。何度も相手ゴールを脅かしながらも決めきれない中、前半42分にチョ・ヨンチョルのヘディングシュートで先制を許した。

後半8分には2点目を奪われたが、13分に選手2人を入れ替え、攻撃のギアを一段と上げると、23分に相手のクリアミスによるオウンゴールを誘い、1点差に。さらに直後の25分、相手パスから奪ったボールを素早くゴール前のスペースに運び、駆け込んだMF山本大稀が右足で流し込み、同点に追い付いた。

試合は2―2のまま30分間の延長に突入。流れを引き寄せたアルテリーヴォは終盤まで運動量が落ちず、貪欲にゴールを目指した。延長後半4分、けがから復帰し、今季公式戦初出場となったMF林祥太が、山本からのパスを右足で振り抜き、試合を決める3点目を奪った。

両チーム合わせてシュート24本、コーナーキック17本の激しい戦いに、詰め掛けた両チームのサポーター785人からは何度もどよめきや拍手が起こった。

アルテリーヴォの北口雄一監督は「選手はタフに走り抜いてくれた。諦めないメンタリティーが勝利につながった」と選手をたたえ、大北啓介主将は、今季限りで引退を発表している久保裕一選手にふれ、「このまま引退させていいのか、まだシーズンを終わるわけにはいかないという思いだった」と明かした。

決勝ゴールを決めた林選手は「点を取る形で貢献できて良かった。和歌山のチームを全国に知らせることは天皇杯でしかできない。これからも一戦一戦勝っていきたい」と次戦への決意を話した。

アルテリーヴォは12月12日または13日に行われる4回戦に進出する。対戦相手や会場は未定。

 

延長後半4分、右足で決勝ゴールを奪う林㊧

10月31日付

水やりして大切に 岩出市で園児が植樹体験

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緑化活動を通して地域に貢献し、木の大切さや役割を子どもに伝えようと、和歌山県岩出市西国分の認可外保育園「COCOともいくえん」で28日、植樹が行われた。

公益財団法人県緑化推進会の植樹事業。緑の募金を活用して、青少年の育成や住みよいまちづくりを目指すために行われている。

植樹には0~2歳児クラスの園児4人が参加。桃山町植木組合で樹木医の杉本真一さん(67)が指導した。園児は職員と共にシャベルで穴を掘り、ヤマモモとネムノキ、ムラサキシキブの苗木をそれぞれ1本ずつ植えた。

植樹後には杉本さんが水のやり方や木の特徴を説明し、「水をやって枯れないように大切に育ててください」と伝えた。

同園の加藤美樹子園長は「子どもたちが生き生きとしていました。とても良い体験ができたと思います」と笑顔だった。

木に土をかぶせる園児

木に土をかぶせる園児

夜間の事故防止へ 県警が反射材の着用啓発

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夜間の交通事故を防ごうと、和歌山県警交通企画課は年末までの間、県内のパーティハウス15店舗で反射材付き被服の普及促進キャンペーンを実施している。

秋から冬にかけて増加する歩行者の交通事故防止を目的に実施。各店に反射材付き被服の販売コーナーを設け、反射タスキを50個から100個無料配布する。

28日に和歌山市神前店の山本直子店長から反射タスキを受け取った40代主婦は「最近は日が暮れるのが早くなった。ウオーキングする時、車のライトで反射して目立って交通安全にいいと思う」と話した。

 

紀の国文化祭まで1年 岩出市役所にボード

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来年10月30日から11月21日まで県内で初めて開かれる「紀の国わかやま文化祭2021」までちょうど1年となった30日、岩出市役所(同市西野)の正面玄関にカウントダウンボードが設置された。

大会のキャッチフレーズは「山青し 海青し 文化は輝く」。全国から募集した出演者や作品の公演・展示をする「分野別交流事業」、世界遺産や食文化など文化資源を活用し和歌山の魅力を発信する「地域文化発信事業」、障害のある人の活動成果の発表や交流の場「障害者交流事業」などが行われる。

同市では分野別交流事業として、来年11月13日に同市根来の旧県議会議事堂で、いわで「現代詩の祭典」、14日には同議事堂で、いわで「俳句の祭典」を開く。

また地域文化発信事業として、「和歌山の文化の今昔~熊野古道と近代建築~」、「岩出市文化祭」、「ふるさと和歌山とニュージーランドマーオリ族の伝統文化を探ろう」を実施する。

設置されたカウントダウンボードは縦0・9㍍、横1・8㍍。県のPRキャラクター「きいちゃん」とともに市のイメージキャラクター「そうへぃちゃん」もデザインされている。

生涯学習課の佐谷博課長は「より多くの人に関心を持ってもらうためにボードを設置した。盛り上げていければ」と話している。

カウントダウンボードを設置する市職員

カウントダウンボードを設置する市職員


和北、和東の2学級減へ 県立高校募集定員

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和歌山県教育委員会は30日、2021年度の県立高校の募集定員を発表した。全日制は、和歌山北・スポーツ健康科学科と和歌山東・普通科を各1学級減らすなど、2学級95人減の160学級6385人で、学級数、定員とも7年連続の減少となった。

県教委県立学校教育課によると、県立高校の募集定員は1989年度の314学級1万3845人をピークに、少子高齢化に伴う減少傾向が続いている。

来春の県内国公立中学校の卒業生は前年より約300人減少する見込みだが、県外への生徒流出を防ぐなどの観点から、定員減は生徒数の減少よりもゆるやかな対応にした。

全日制では、県立高校で初めての特例として、串本古座・普通科の学級数3はそのままに、1学級の定員を40人から35人に減らす。今春の同科の入学者数は61人であり、2学級80人への定員削減も検討したが、地域に根差した特色ある教育活動が困難にならないよう、定員減に伴う教員数の減を緩やかにするため、3学級105人の特例を設けた。

和歌山北・スポーツ健康科学科は、昨年度の定員2学級80人に対し入学者数は31人、和歌山東・普通科は6学級240人に対し207人だったため、各1学級減を決めた。

県立中学校からの進学者を受け入れる向陽・環境科学科、桐蔭・普通科、田辺・自然科学科の各2学級、橋本・普通科、日高・総合科学科の各1学級の募集は行わない。

定時制の定員は、粉河・普通科(夜間)の募集停止により、1学級40人減の15学級535人となった。海南・普通科は21年度を最後に募集を停止する。

細川「実感湧いた」 日ハムが指名あいさつ

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プロ野球ドラフト会議で北海道日本ハムファイターズから4巡目指名を受けた智弁和歌山高の細川凌平内野手(18)が29日、和歌山県和歌山市冬野の同校で担当スカウトから指名あいさつを受け、「ファンの方から愛される一流のプロ野球選手になれるよう努力したい」と決意を語った。

細川選手は174㌢、75㌔。左打席から安打を量産し、塁に出れば50㍍5秒8の快足でかきまわす。2年秋までは外野、その後は遊撃を守り守備でもチームを支えた。この日は藤田清司校長、野球部の中谷仁監督と共に指名あいさつを受け、林孝哉スカウトから栗山英樹監督の「共に天下を!」という直筆メッセージが入ったノートなどを受け取った。

細川選手は「本当に指名されたのか不思議な感じだったが、きょうで実感が湧いた」とすがすがしい表情。北海道は2度訪れたことがあるといい、「小さい頃に札幌雪まつりに行き、雪の量がすごいと思った。海鮮が好きなので楽しみ」と北の大地の印象を語った。

林スカウトは和歌山市出身で箕島高OB。プロ入り後はダイエー、日本ハム、ロッテで内野手としてプレーした。「高校に入ってきた時からドラフト候補になると思っていた」と早くから注目していたことを話し、「スピードがあり、どんどん(盗塁を狙いに)いける姿勢も良い。外野に加え遊撃も守れることが大きい」と高く評価。ミート力に優れ高校通算25本塁打と長打力もある打撃については「アベレージ(打率)を残すことができ、球が(自分の)ツボに来れば本塁打も打てる。スイングの軌道も良い」とたたえ、「1、2番を打てる選手になってほしい」と期待を寄せた。

内外野を守れる細川選手だが、遊撃のポジションに対するこだわりは強い。この日の取材では「内野手として評価していただけてうれしい」と喜びを語り、林スカウトは「肩の強さは問題ない。球団としては遊撃で勝負してもらうつもり。足のステップなど課題はあるが遊撃の守備は見るたびに成長している。グラウンドに来るのが本当に楽しみ。素材が良くまだ伸びしろがある」と印象を口にし、性格面については「自分で(何をすべきか)理解できる頭の良い選手。キャプテンシーもある」と話した。

栗山監督の直筆メッセージを手に細川選手㊧と林スカウト

栗山監督の直筆メッセージを手に細川選手㊧と林スカウト

金芽米で肌年齢改善 東洋ライスが研究発表

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東洋ライス㈱(銀座本社=東京都中央区、和歌山本社=和歌山県和歌山市黒田、雜賀慶二社長)は23日、同志社大学生命医科学部アンチエイジングリサーチセンターとの共同研究で、東洋ライスが開発した「金芽米」を継続して食べることで、肌年齢やしわに有意な改善効果が見られたと発表。研究結果を受け、同社は「肌改善プロジェクト」を始動することも明らかにした。

同日、東京都内で記者発表会があり、同センターの米井嘉一代表が研究成果を紹介した。

共同研究では、都内の大学生59人を対象とし、うち37人には金芽米を一日1回150㌘以上食べてもらい、22人には通常の白米をそれぞれ1カ月間摂取してもらった。対象期間の前後に生活習慣、肌状態などを尋ねるアンケートを実施し、肌測定機器「Clreo―Pro」による肌状態の測定なども行った。

測定の結果、金芽米を食べたグループでは肌年齢としわに有意な改善が見られ、特に男性の肌年齢や女性のしわで顕著な改善が見られた。自宅生では毛穴、色素沈着(表皮層)、肌総合健康度、肌年齢に有意な改善が見られ、下宿生では色素沈着(真皮層)に有意な改善が見られた。

米井代表は、現在の日本社会では肥満になる人や糖尿病を患う人が多いことを挙げ、新型コロナウイルスの感染が拡大する中で「糖化ストレスの対策と免疫力の強化が重要になっている」と説明。金芽米について「白米に比べて食物繊維、オリゴ糖などが多い」と話し、「玄米はよくかむ必要があり、ある日突然食べるのは簡単ではない。金芽米は高齢の方も食べやすい」と強調。研究について「肌を見ることは内臓のバロメーターになる」と語った。

また、同社は「金芽米等による肌改善プロジェクト」と題し、1000人程度の幅広い年齢層を対象に、これまで金芽米や金芽ロウカット玄米を食べたことがない人に1カ月程度金芽米を食べてもらい、食べたことがある人も合わせて肌測定機器による肌質調査を行うと発表。東京、大阪に測定の拠点を設置する他、イベント、商店街などへの出張調査も実施する。雜賀社長は「日頃の食が結構肌にあらわれるのでは。今後多くの人に測っていただきたい」と話していた。

共同研究について紹介する米井代表

共同研究について紹介する米井代表

11月1日付

体験企画多彩に まちぐるみミュージアム

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一般社団法人市駅グリーングリーンプロジェクト(市駅GGP)は、7日から15日までの間、和歌山県和歌山市の南海和歌山市駅周辺で「市駅・まちなかまちぐるみミュージアム」を開く。

市駅GGPは、市駅周辺エリアを対象に、歴史文化、水と緑、公共空間、生業、生活に関する地域資源を生かし、「憩い」と「にぎわい」に満ちたまちづくりを実現するためのプロジェクト。その活動の一環として、2016年から毎年、同イベントを開催。エリアの魅力向上、新たな魅力の発掘のため、各店・各施設が特別プログラムを提供している。

ことしは、小学生までを対象としたプログラミングや、大人顔負けの子ども落語、和歌山の食材を使ったおうちごはん教室、招き猫の絵付け体験、初心者向けの夜ヨガ、グラウンドゴルフ体験の他、市立こども科学館での最新プラネタリウム感動体験や、市立博物館の特別展など、幅広い世代が楽しめるプログラムが20種類用意されている(料金は体験によって異なる。一部のプログラムは事前予約が必要)。詳細はパンフレット参照。パンフレットは市駅GGP公式ホームページ(http://shiekiggp.wixsite.com/wakayama-ggp)からダウンロード可能。郵送希望の場合は事務局(℡090・3166・2317、FAX073・431・0789、メールshiekiggp@gmail.com)へ。

気軽に参加できる体験企画(昨年、事務局提供)

気軽に参加できる体験企画(昨年、事務局提供)

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