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1190人が晴れの入学式 和歌山大学

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 和歌山大学(和歌山市栄谷、瀧寛和学長)の入学式が5日、市民会館で開かれ、学部・大学院・専攻科合わせて1190人が新たな学生生活をスタートさせた。

 式で瀧学長は「自ら目標を持って学び、自分自身の将来像をデザインして、必要な技能を身に付けてください」と激励。新入生の代表が「先輩たちに恥じることのないよう責任を持ち、学生生活を送ります」「自己の目標達成のために目の前の目標に真摯に取り組んでいきます」と宣誓した。

 ことしの入学者は、学部が1年次入学と3年次編入を合わせて961人、大学院は修士・博士課程合わせて222人、専攻科6人。その他にマレーシア政府派遣留学生1人が入学した。

壇上で宣誓する新入生代表

壇上で宣誓する新入生代表


県内初の認定 和歌山市の地域再生計画

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 地方創生の実現を目指し、国が活性化に取り組む地方自治体の支援などを盛り込んだ2法が成立したことを受け、和歌山市が申請した地域再生計画が県内で初めて認定され、同計画に盛り込んだ10事業が、国の「地域再生戦略交付金」の対象事業として実現に向け動き出した。

 今回の認定に関係する法律は、地方創生の理念などを定めた「まち・ひと・しごと創生法」と、国による地方自治体の一体的な支援などを定めた「改正地域再生法」の2つで、昨年11月に成立した。

 市はことし1月末に「国際広域観光拠点都市和歌山市再生計画」を国に提出。3月27日に認定された。計画期間は平成32年3月末まで。

 同計画は、市の歴史文化の象徴であり、外国人観光客からも人気がある和歌山城を中心に、雑賀崎、加太など市内各スポットを含めて魅力を向上させ、観光客の増加、観光が産業や雇用を生む下地をつくることを目的にしている。

 地域再生戦略交付金の対象となる事業は、岡公園を和歌山城や茶室などと合わせて一体的な歴史的空間して整備を目指す事業、加太の市立少年自然の家を観光施設として使えるようリニューアルする事業、友ヶ島の野奈浦桟橋の架け替え事業、和歌祭や紀州おどりなどの際に外国人対象のイベントなどを実施する事業、などがある。対象事業は、事業費の3分の1から2分の1を交付申請する。

 市企画課は「本来ならば市が事業費を捻出して行わなければならない計画ばかりが事業認定され、ありがたい」と話している。

地域再生戦略交付金の対象事業

地域再生戦略交付金の対象事業

桜の庭でコンサート 伊太祈曽の元医院

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 桜と一緒に音楽を楽しむ「さくらコンサート」が5日、和歌山市の和歌山電鐵貴志川線・伊太祈曽駅前の旧宮本医院庭で開かれ、地域住民や駅利用者らが桜の下でゆったりと心地よい音楽を楽しんだ。

 同院は、ことし1月に93歳で亡くなった院長・宮本敬治さんが60年以上にわたって診療。同市のジャズドラマー・瀧益生さん(71)が、桜の木があり、緑のじゅうたんが広がる庭の雰囲気を気に入り、桜の季節に多くの人に演奏を楽しんでもらう場になればと、親族の協力を得て企画した。

 瀧さんをメンバーとする白川ひろみwith Friendsの5人が、追悼の思いも込めて「桜の花びら」などのオリジナル曲を中心に、ジャズナンバーを演奏した。

 桜が舞う中、音楽に誘われて足を止める人も。近くに住む男性(70)は「桜もきれいで最高のロケーション。病院は昔から知っていますが、人が集まる場所として活用されるのはいいことですね」と笑顔で聴き入っていた。

桜を見上げながら音楽を楽しむ人たち

桜を見上げながら音楽を楽しむ人たち

藤原紀香さん就任 紀の川フルーツ大使

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 日本一のフルーツ王国を目指す紀の川市は、魅力を市内外に発信するため、フルーツ大使設置要項を1日付で施行。女優の藤原紀香さん(43)をフルーツ大使に任命し、4日には市役所で委嘱式が行われた。

 同大使は同市にゆかりがあり、文化、芸術、芸能スポーツなどの分野で活躍していて、市のイメージアップになる人物に依頼。初代大使は両親が県出身の藤原さんに白羽の矢が立った。

 藤原さんは兵庫県出身。紀香という名前は「紀の川の香り」という由来があり、プライベートでも東京の知人と白浜や熊野古道を訪れているという。また果物をミキサーにかけ、ジュースにして毎朝飲むほどの果物好きで、幼い頃はよく和歌山のミカンを食べていたという。

 委嘱式で藤原さんは、「私には和歌山の血が流れている。両親のふるさとでフルーツ大使になれたことに、いろんな縁を感じている」とし、「紀の川市のフルーツをはじめ、和歌山の素晴らしさを日本や世界中にPRしていきたい」と話した。中村愼司市長は「紀の川市のPRに協力していただけることを、心強く感じている」と述べた。

 その後の質疑応答では、美しくいられる秘訣(ひけつ)を問われ、「いつも笑顔でいること。運動などで汗をかき、好き嫌いなく食べること」と説明。同日の午前中には、市内の青洲の里とめっけもん広場を訪れ、委嘱式後は桃山まつりに参加した。

フルーツ大使の藤原さん

フルーツ大使の藤原さん

1人超の熱い選挙戦 海南・海草、岩出

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 ともに1人超過の少数激戦となっている、県議選海南市・海草郡(定数3)、岩出市(定数2)両選挙区の候補者も、5日は人出のあるスーパーや交通量の多い交差点で有権者に支持を訴えた。雨にもかかわらず、自転車や徒歩で各地を回り、熱い戦いを繰り広げた(記事は届け出順)。

 【海南・海草】
 海南市で生まれ育った共産現職の雑賀光夫候補(70)は、地盤を持つ黒江、船尾地区で重点的に活動。船尾地区ではハンドマイクで支援を訴え、住民と間近でふれあった。夕方にはスーパーで街頭演説し、支持を求めた。
 自民現職の尾崎要二候補(62)は海南市内を中心に活動を展開する中、この日は街宣カーに乗り込み、地盤である旧海草郡で支持を訴え、票を固めた。午前は旧下津町、午後は旧野上町を中心に回り、一日をかけて住民とふれあった。
 維新新人の二瓶文隆候補(55)は知名度向上を目指し、海南市名高の交差点で辻立ちした後、選挙区内をくまなく回った。適宜街頭演説を行い、名前と政策を訴えた。夜には集合住宅、団地を中心に街宣カーを走らせ、声を枯らした。
 自民現職の藤山将材候補(39)は海南市阪井の交差点での辻立ちを皮切りに、午前は旧下津町、午後からは海南市、紀美野町と選挙区内全体を街宣カーで回り、多くの人に声を掛けた。随時街宣カーを止め、支援者に政策を訴えた。

 【岩出市】
 自民現職の山本茂博候補(62)は、午前7時から水栖の選挙事務所前で約1時間の辻立ちを実施。荊本や山崎、宮、清水地区などで街宣し、演説などで有権者に支持を呼び掛けた。夜には上岩出で個人演説会を開催した。
 無所属新人の山﨑雄彦候補(53)は午前、街宣車に乗り込み市内全域を巡回。午後からは街宣車と共に自転車で市の東南部を中心に駆け回り、買い物客でにぎわうスーパーやホームセンター前で街頭演説を行った。
 自民新人の川畑哲哉候補(37)は午前、公園や住宅団地、主要交差点でマイクを握った。午後は街宣に加え、10人程度の運動員と列になり、支持を訴えながら〝桃太郎〟。夜には紀泉台で個人演説会を実施した。

行進しながら支持を訴える運動員

行進しながら支持を訴える運動員

雨空に候補の訴え響く 県議選サンデー

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 県議選(12日投開票)の期間中、唯一の日曜となった5日、和歌山市選挙区(定数15)の候補者17人は休日の人出を求めて東奔西走した。一時晴れたが、あいにくの雨模様で花見客や通行人は少なく、候補者はびしょぬれになりながら自転車で走り回ったり、交差点で手を振ったりしてアピールした。

 各候補はそれぞれ午前7時ごろから、事務所近くの交差点などで辻立ちを開始。自転車で一日30㌔走っているという現職は、この日も合羽姿で御膳松や楠見方面などを走った。自転車に付けたのぼり旗はぬれて重くなり、ポールが壊れるアクシデントも。赤く日焼けした顔で「自分の姿を見てもらわんとあかん」と言い、「まったなしの人口激減・超高齢先進県。しっかり政策提言していきたい」と話した。

 いつもは買い物客でにぎわう湊御殿のスーパー前も、雨で人の姿はまばら。選挙カーで到着した現職候補は「誰もいない所で演説するの嫌だな」とこぼしながら、住宅街の方に向かってマイクを握り、「人口減が止まらない。少子化問題にしっかり取り組み、安心して暮らせる社会づくりを進めたい」と訴えた。

 別の現職候補はぶらくり丁商店街で、のぼり旗を持った運動員らと練り歩く〝桃太郎〟を展開。一店一店の店主らに声を掛け、通行人を見つけると駆け寄って握手。「介護する人もされる人も笑顔になれる県政をつくりたい。県議会に送ってほしい」と呼び掛けた。

 前日4日の土曜は晴れ間が広がり、花見客でにぎわう和歌山城に多くの陣営が集中した。また、共産党の穀田恵二国会対策委員長が来和し、パームシティとJR和歌山駅前で候補者の応援演説を行った。国会議員の応援演説は、8日に民主党の枝野幸男幹事長も来和を予定している。

雨の中、自転車で活動する候補者

雨の中、自転車で活動する候補者

4月8日付

包丁で夫刺す 殺人未遂で59歳妻を逮捕

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夫を包丁で刺したとして和歌山東署は7日、和歌山市松島の無職、井口多喜子容疑者(59)を殺人未遂容疑で現行犯逮捕した。容疑を認めているという。

同署によると、井口容疑者は同日午前8時40分ごろ、自宅で寝ていた夫の景司さん(59)の後ろから、刃体20㌢ほどの柳刃包丁で肩など数カ所を刺した疑い。景司さんから電話で助けを求められた長女が119番通報したことで事件が発覚。駆け付けた署員が放心状態だった多喜子容疑者を追及したところ、犯行を認めたという。服には、犯行時のものとみられる血が付いていたという。

景司さんと多喜子容疑者は次男と3人で暮らしており、次男は朝から仕事に出掛けて不在だったという。付近の住民によると、2人は、近所付き合いもする普通の夫婦だという。

景司さんは命に別状はなく、全治7日程度のけがという。同署が動機などを詳しく調べている。

犯行現場の住宅付近

犯行現場の住宅付近


サイクリングロード 県・市が整備計画

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県全体で整備が進められているサイクリングロードについて県と和歌山市は、市内のガイドラインとなる整備基本計画を発表した。市は本年度当初予算に事業費1500万円を計上しており、本年度中に布設を完了させる考え。

市によると、整備計画では、道路の端に青線「b―ライン」を設置し、自転車交通の案内と誘導、自動車ドライバーへの注意喚起などを行う。一般道路の交通量が少ない区間では、5㍍のラインを100㍍ごとに設置。交通量が多い区間はラインを設置せず、路面に方向を示すシールを貼り、ルートを案内する。

サイクリングロード整備の検討で焦点の一つになっていたサイクルステーション設置については、付近のコミュニティセンターや支所、連絡所などの公共施設を活用する見込み。場所の選定については、県や市の各サイクリング団体が加入する協議会(仮称・県サイクルステーション運営協議会)を設立して設置場所を検討する。ステーション内の備品購入費については県から半額が補助される。

県全体のサイクリングロードは、海ルートが新宮市から和歌山市に至る海岸沿い総延長約390㌔。和歌山市内は約30㌔で、毛見から和歌浦や雑賀崎を経由して、名所や旧跡を通って加太に至る予定。川ルートは、和歌山下津港から橋本市までの約60㌔(和歌山市内約15㌔)で、紀の川河川敷を活用してできる限り専用道路を中心に整備する計画。

もうすぐ収穫の最盛期 山東のタケノコ

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県内有数のタケノコの産地、和歌山市の山東地区で収穫が間もなく最盛期を迎える。

同地区の井上さん方の竹やぶでも、10㌢ほど土から頭を出したタケノコが無数に生え、井上さんが丁寧に収穫していた。

ことしはここ数日の雨の影響で、例年より1週間ほどタケノコの成長が早まっているという。

井上さんは「山東のタケノコはえぐみも少ないので、炊き込みご飯や煮物など簡単にいろんな料理で楽しんでほしい」と話していた。

同地区のタケノコは四季の郷公園の直売所でも販売されている。価格は1㌔500円程度。

大きなタケノコが次々に収穫された

大きなタケノコが次々に収穫された

「和」の教育目指して 宮下新県教育長

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1日付で就任した宮下和己(かつみ)県教育長(61)が6日、県庁南別館で就任会見を開いた。「和歌山の『和』には協力、調和という意味がある。さらなるリーダーシップを発揮し、教育委員会、学校、地域それぞれのチーム力を上げ、『和』の教育をつくっていく」と抱負を述べた。

宮下教育長は兵庫教育大学大学院学校教育研究科修了。昭和53年に県立箕島高校教諭に採用され、文部科学省生徒指導調査官、県教委学校教育局長、県立和歌山商業高校長、桐蔭中学・高校長などを歴任し、昨年4月から大阪体育大学教授を務めていた。海南市黒江在住。

責任の所在の明確化などを目的に、従来の教育委員長と教育長のポストを一本化した新「教育長」を設けた教育委員会制度の改正後、初の就任となる宮下教育長は、いじめ、不登校、学力など学校教育の課題に対し、少子高齢化や生涯学習教育といった県全体の課題を視野に入れて解決していきたいと話した他、目指す教育像として「子どもたちが社会で生きていくための力を、知・徳・体、総合的に育んでいきたい」と力を込めた。

また、宮下教育長は、本年度から県教委が設けた教育長を補佐するポスト「教育企画監」にも言及。福井県の幼・小・中の現場に立ち、同県教委の事務局などを歴任し同監に就任した牧野行治氏と共に、知恵を出し合いながら和歌山県の教育行政を進めていきたいと話した。

教育長の任期は従来4年間だったが、今回の教育委員会制度の改正により3年間となる。

就任会見する宮下教育長

就任会見する宮下教育長

現職3氏に新人挑む 県議選海南・海草

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県議選(12日投開票)は中盤戦に入った。平成19年の合区以来初の選挙となった海南市・海草郡選挙区(定数3)には、現職3、新人1の4人が立候補し、定数1超の激しい選挙戦を展開している。各陣営は辻立ち、街頭演説、個人演説会などそれぞれの戦略で支持拡大を狙う(記事は届け出順)。

雑賀光夫候補(70)=共産現=は、消費増税反対、戦争をしない国づくりなどを訴えながら、海南市内を中心に選挙活動を行い、地盤で票固め。終盤に向け、街宣カーが入れない路地ではハンドマイクを使って歩きながら支持を訴える他、朝、夕の辻立ちを活発にし、支持拡大を目指す。陣営は「無投票を阻止するために立候補した新人は勇気があるという声を聞く」と話し、維新新人の動きを警戒する。

旧下津町を含む旧海草郡を主な地盤とする尾崎要二候補(62)=自民現=は海南市内での活動を中心に、地盤外での得票増を目指す。街宣カーで選挙区内を巡りつつ街頭演説を行い、地方創生などの政策を訴えてきた。今後、交通量の多い交差点などでの朝立ちを増やし、支持を求めていく。陣営は「無投票だった年数が長く、一新してターゲットを絞る必要がある」と、支持を訴える年齢層の変化に気を配る。

3期連続の無投票にストップを掛けた二瓶文隆候補(55)=維新新=は、告示前から活発に朝立ちを行ってきた他、後援会活動ですでにチラシ約2万枚を配布し、知名度向上を図ってきた。告示後は議員報酬の3割カットなどの政策を前面に押し出してアピールし、懸命に現職3候補の地盤の切り崩しを図っている。陣営は「街頭演説で声を掛けてくれる人も増えてきた」と、知名度アップに手応えを感じている。

藤山将材候補(39)=自民現=は、告示前から地盤である海南市内で朝立ちを実施し、多くの有権者と顔を合わせてきた。選挙戦に入ってからも朝は辻立ち。その後、街宣カーで選挙区内をくまなく回り、街頭演説をこなす。終盤に向けて個人演説会を各地区で開き、防災のまちづくりなどの政策を訴えていく。陣営は「確かな票は読めない。最後まで気を抜けない状況」と、合区後初の選挙戦に緊張感が漂う。

ネット積極活用は少数 県議選和歌山市

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インターネットを使った選挙活動が解禁され、初の統一地方選となった今回の県議選(12日投開票)。しかし2人オーバーの少数激戦が展開されている和歌山市選挙区(定数15)では、ネットを積極的に活用している陣営は少数派のようだ。まめに更新して情報発信しているのは3割ほどで、ほとんどがネットよりもじかに有権者とふれあう作戦に力を注いでいる。

候補者17人中11人が県選挙管理委員会にウェブサイトのアドレスを届け出た。残る6人中5人もホームページは存在するが、更新されていないサイトが多い。

ある候補者の公式サイトは今回のためにデザインなどを一新したが、プロフィルや事務所の地図などがあるのみ。陣営関係者は「年配者が多く、パソコンを触れる者がいない。やりたかったが、そこまで手が回らなかった」とこぼす。

別の候補者はフェイスブックを日々更新して活動報告しているが、「投票活動に結び付くとは思っていない」と言い、「生で会い、本気度を確かめてもらいたい」と意気込む。

また、ネットには完全にタッチしていない陣営も。関係者は「うちは個人の強い人脈に必死にお願いしていく。票は薄い人間関係で入れてもらうものではない」と一蹴する。

一方、フル活用している陣営もある。フェイスブックを一日に2~4回、活動中の現地から更新。「いいね」の数が一気に前日の3倍に増えるなど、手応えが数字に現れる。関係者は「これが票につながるかは使い方次第。『いいね』をくれた人への個別の対応など、慎重に検討していきたい」と話す。

また、ブログを毎日更新し、10分ほどの演説動画を載せている陣営や、サイトのトップページに個人演説会のスケジュール表を掲載している陣営もある。ネットでの情報発信は他候補に手の内を明かすことにもつながるが、その対応の分かれが得票にどう反映されるか、注目だ。

県選管は先月の立候補予定者説明会でネット選挙の活用や注意点についても説明した。「ネットは有権者にPRできる有力なツール。せっかく解禁されたので積極的に活用してほしい」と話している。

フェイスブックを更新する陣営関係者

フェイスブックを更新する陣営関係者

日本風景写真協会(JNP)和歌山第2支部の中尾建夫さん㊧と尾畑敬さん

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 4月22日から26日まで、和歌山市民会館で「JNP日本風景写真協会和歌山第2支部第7回展示会」を開きます。

 会場では風景写真と音楽がコラボレーション。箏やオカリナ、二胡などの生演奏などが楽しめますので、ぜひご来場ください。

日本風景写真協会(JNP)和歌山第2支部の中尾建夫さん㊧と尾畑敬さん

日本風景写真協会(JNP)和歌山第2支部の中尾建夫さん㊧と尾畑敬さん

4月9日付


絵画のような表現 池田さん組子細工展

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 橋本市出身の紀州高野組子細工職人、池田秀峯さん(68)の作品展が12日まで、和歌山市本町のフォルテワジマ2階で開かれている。

 組子細工は、釘などを使わずに木材を手作業で組み上げ、幾何学模様を作る工芸品。池田さんは伝統の技を受け継ぐとともに、平成3年に「きのくに・ちぎれはめ込め技法」を独自に編み出した。同技法は、3本の木材を組み合わせて正三角形を作り、そこに木片を入れることで色の濃淡を出し、山や海などを絵画のように表現する。

 池田さんは、天皇、皇后両陛下に作品を献上したのをはじめ、数々の表彰や受賞歴がある。

 今回の展示会にはヒノキやスギを中心に使った作品が20点あり、制作に3年をかけた富士山のついたて、組子だんじりなどが来場者の目を楽しませている。

 池田さんは「できるだけ多くの方にこの技法にふれてもらえたらうれしい」と笑顔で話した。

 午前10時から午後4時まで。11日午後2時からは池田さんによる作品解説がある。問い合わせは池田清吉建具(℡0736・32・8270)へ。

池田さんと富士山のついたて

池田さんと富士山のついたて

世界再挑戦へ 真道ゴー復帰戦でTKO

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 元WBC女子世界フライ級王者の真道ゴー選手(27)が5日、大阪市のボディーメーカーコロシアム第二競技場で行われた復帰戦に臨み、3R(ラウンド)1分19秒でTKO勝ちし、世界王座への再挑戦に向けて弾みを付けた。

 対戦相手は、戦績11戦7勝(1KO)4敗のタンティップ・シットサイトーン選手。真道選手は、1Rから強烈な右ボディーでダウンを奪うと、その後も攻撃の手を休めずに攻め続ける終始優位な展開で、元王者の貫禄を見せつけた。

 試合後の真道選手は「次は世界王者を倒して返り咲く」と宣言し、ファンを喜ばせた。

12日に今季開幕戦 アルテリーヴォ和歌山

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 関西サッカーリーグ1部のアルテリーヴォ和歌山は12日、紀の川市の桃源郷運動公園で今季のリーグ開幕戦に挑む。第1節の相手は阪南大クラブ。試合は午後1時キックオフの予定。

 アルテリーヴォは昨季リーグ3位の成績を残した。上位2チームは昇格で同リーグを抜けたため、今季は十分に優勝を狙える位置。JFL昇格に期待が高まっている。

鞆渕小で一人の入学式 前中さん仲間入り

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 紀の川、岩出両市で8日、小中学校の入学式が行われた。紀の川市中鞆渕の市立鞆渕小学校(上中史子校長)にはただ一人の新入生、前中孝予さんが入学し、新2~6年生らが温かく迎えた。

 児童らの拍手の中、前中さんは笑顔で会場の小学校棟視聴覚室に入場した。上中校長が校訓を紹介し、「いよいよ新しい生活が始まります。たくさんのことをお兄さんやお姉さんが教えてくれます。安心して過ごしてください」と式辞。在校児童が「みんな仲良く一緒に頑張りましょう。分からないことは何でも聞いてください」などと言葉を送ると、前中さんは「よろしくおねがいします」と答えた。

 入学式は小中学校合同で実施し、中学校新入生の越智可早さんと東格君も決意を述べ、新生活へ期待を膨らませた。

 前中さんは「勉強頑張ります。ボールを使ってみんなで遊びたいです」と話していた。

 紀の川市は小学生505人、中学生525人(9日入学の仙渓学園含む)、岩出市は小学生508人、中学生556人が入学した。

 この日、本紙エリアの和歌山市、海南市、紀美野町の公立小学校は1学期の始業式。入学式は9日に行われる。本年度の公立小の入学者数は、和歌山市約3000人、海南市378人、紀美野町45人となっている。

笑顔で入場した前中さん

笑顔で入場した前中さん

中央卸売市場を再整備 32年度に供用へ

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 和歌山市は県と連携し、中央卸売市場(同市西浜)の再整備計画を進めている。老朽化が進んだ施設を建て替えるとともに、重点「道の駅」などの観光機能を持たせ、地域活性化の起爆剤とする計画。市の本年度当初予算に基本計画策定に関する費用約620万円を計上しており、平成32年度の供用開始を目指す。

 中央卸売市場は昭和49年の開設から41年が経過し、建物が老朽化。耐震補強も困難なことが平成24年度に判明した。

 緊急性が高かった「冷蔵庫棟」のみ、すでに建て替えて昨年9月に供用開始しており、再整備計画では同棟以外の施設を全て建て替える。

 本年度に基本計画を策定し、28年度に基本設計・実施設計を行い、29~31年度の3年間で工事を進める予定。工事は建物を一つずつ建設、解体していく「ローリング方式」で行い、工事期間中も営業は続ける。

 現在、重点「道の駅」の認定に向けて、国土交通省にこの夏提出する企画書の作成を、市と県が連携して進めている。レストランや物販、外国人対応の免税店などの案が出ているという。

 重点「道の駅」は全国35カ所にあり、認定されると国によるPRなどの支援がある。

 現在の市場は壁がないため、夏場は気温上昇が課題となっており、新しい施設は低温を維持できる閉鎖型施設にすることも検討する。

 坂口昌隆市場長は「より一層、安心安全な生鮮食品を提供できるように市場自体の機能を充実させることはもちろん、地域活性化を図れる施設として整備したい」。現在、年3回ほどのクルーズ船の寄港回数も増やせるよう取り組む必要があるとし、「市の中心部から離れているため、いかに観光客、リピーターを獲得していけるかが課題」と話している。

再整備のイメージ図(和歌山市提供)

再整備のイメージ図(和歌山市提供)

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