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【AR】まちなかで戦国時代の活劇 孫市まつり

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 戦国時代に強力な鉄砲集団「雑賀衆」を率いた雑賀孫市にちなんだ「孫市まつり」(孫市の会主催)が29日、和歌山市鷺ノ森の鷺森別院などで開かれた。

 11回目のことしは初の試みとして、恒例の武者行列と野外劇を融合させ、市内劇場型野外劇で展開。俳優の榎木孝明さんが監修し、甲冑(かっちゅう)姿の武者たちが練り歩きながら、まちなかを舞台に活劇を繰り広げた。

 10万の信長軍を、3000の孫市軍が迎え撃つストーリー。あいにくの雨模様となったが、出発点となった和歌山城・一の橋には紀州雑賀鉄砲衆ら約180人が集結。榎木さんの力強い呼び掛けで行列がスタートし、ほら貝や太鼓の音が響く中、鷺森別院までの約2㌔を「雑賀を味方にした者が勝ち。紀州は孫市に任せよ」などと、時折勇ましく勝ちどきを上げながら歩いた。

 和歌山市駅前では、大通りを境に敵軍との戦いを再現。地元の役者らでつくる紀州剣劇隊のメンバーが、せりふを交えながら迫力の立ち回りで熱演し、火縄銃の演武もあった。

 孫市の大ファンで、横浜市から初めて見物に来たという会社員、勝野麻子さん(31)は「独立した勢力を築いた孫市は勇ましくてあこがれます。野外劇は駅前のスペースをうまく使って、かっこよかったです。興奮しました」と感激の様子だった。

息をのむような立ち回りを披露(和歌山市駅前)

息をのむような立ち回りを披露(和歌山市駅前)


消防指令業務を4月から統合 4市1町

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 和歌山、岩出、紀の川、海南、紀美野の4市1町の119番通報を和歌山市消防局内にある拠点で一括受信する「和歌山広域消防指令センター」の運用が4月1日からスタートする。

 デジタル無線化に伴う編成で、平成24年から、指令業務共同運用検討委員会を設立して、統合に向けた協議を重ねてきた。メリットは、32億円必要だった各本部の運用費が統合により20億円にまで減少する見込み。また、各消防救急車両の位置を一元的に管理できるため、市町の境界を越えた効率的な出動が可能になる。

 センター職員は、各消防本部が共同で担当し、3班計27人が業務に当たる。ことし3月から試験的に運用が開始されており、1日約80件の救急通報を受けたが、問題なく運用されているという。

 センターの回線数は、各市町単独時の約2倍に当たる28回線を確保。現在では最大18件の出動指令を同時にすることが可能という。年間4万件の通報受信を見込んでいる。

 管轄は、4本部18署で、消防関係車両は155台。29日に行われた開所式では、各自治体の首長を代表して、尾花正啓和歌山市長が「各市町の防災関係部署と消防が情報を共有することで、より迅速かつ的確な災害対応で、住民サービスを向上させる」と新システム成功への意欲を示した。

公開された和歌山広域消防指令センター

公開された和歌山広域消防指令センター


4市1町の首長ががっちり連携の握手

4市1町の首長ががっちり連携の握手

4月1日付

最新装備の消防車両を導入 和歌山市

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和歌山市消防局は3月27日、全国で初めて最新装置の屈折はしごと高発泡特殊化学消火泡装置(CAFS)を組み合わせた新型車両「多目的特殊消防車」などを導入し、報道陣に公開した。

屈折はしごを装備した車両は同消防局で2台目の導入。特長は、5階部分に相当する13㍍から、橋の下などマイナス2㍍まで到達でき、従来のはしご車よりも可動範囲が広い。CAFSは、通常の10分の1の水量で消火でき、粘着性があるため、マンション火災などでは下の階への水の浸透を回避できる。

この他、火災の約80%がぼやであることを受け、500㍑の水槽を装備した「水槽付小型動力ポンプ積載速時消火指揮活動車」1台を導入し、火災現場に真っ先に急行する指揮隊に配備した。同消防局では初の試みで、中消防署に配備された。

同局は「2台の新車両導入により、ぼや火災を重大化させないようにスムーズな消火活動に期待している」と話している。

屈折はしごで救助・消火活動が効率的に

屈折はしごで救助・消火活動が効率的に

インターハイ迫る 県庁前に看板登場

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全国高校総合体育大会(インターハイ、7月28日~8月20日)まで120日となった3月30日、県庁前にインターハイ開催を知らせる看板が設置された。

ことしのインターハイは「2015君が創る近畿総体」と銘打ち、和歌山を幹事県に2府4県で開催される。県内では、7月28日に和歌山市の和歌山ビッグホエールで行われる総合開会式を皮切りに、陸上、剣道、ヨットの3競技が繰り広げられる。

設置された看板は縦1・5㍍、横10㍍。県内の競技日程をはじめ、大会スローガン「風になれ今青春が走り出す」やシンボルマークが書かれている。

県高校総体推進課の辻垣内亨夫さん(50)は「インターハイまで120日を切りました。ぜひインターハイで頑張る高校生たちの姿を応援しましょう」と呼び掛けている。

設置されたインターハイの看板

設置されたインターハイの看板

紀州材の格子とベンチ設置 和歌山駅

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JR和歌山駅の1番ホームに紀州材の格子とベンチが設置され、3月30日、完成記念除幕式典が行われた。

1番ホームは大阪方面に向かう特急列車の乗車ホームで、県内外の乗客が利用。高野山開創1200年や「紀の国わかやま国体」などで訪れる多くの人に、紀州材や和歌山の温もりを感じてもらおうと、ヒノキの格子(幅12㍍×高さ4㍍)と杉のベンチ3基を設置した。

式典ではJR西日本の川井正・和歌山支社長が「いつも待ち合わせに利用いただくスペースだが、少し寂しい感じだった。紀州の人が磨きをかけた紀州材のように、地域の皆さんに愛される鉄道へと磨きをかけていきたい」。海草振興局の中村安雄・地域振興部長が「和歌山駅は県の玄関口であり、利便性向上やイメージアップを図ることは大変重要」とあいさつし、川井支社長ら4人で除幕した。

辺りには木の香りが漂い、同駅の宮田敏彦駅長は「社員一同、紀州材に負けないおもてなしをしていきたい」と意気込んだ。

除幕される格子とベンチ

除幕される格子とベンチ

JFL昇格に熱い期待 アルテリーヴォ

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関西サッカーリーグ1部のアルテリーヴォ和歌山の「サンクスパーティー」が3月30日、和歌山市のホテルアバローム紀の国で開かれ、サポーターや支援者ら約560人が出席した。チームのJFL昇格に向け、12日に開幕戦を迎える今季の活躍に期待を込めた。

支援者への普段のお礼を兼ねた決起集会で、発足以来チームを支援している城善建設㈱(和歌山市十一番丁)の依岡善明代表取締役が発起人。呼び掛けに応え、多方面から足を運んだ出席者で会場は一杯となった。

パーティーでは、選手22人と今季から就任した坂元要介監督の紹介があり、依岡代表取締役は「ことしはチャンスの年。和歌山を盛り上げるため、アルテリーヴォをJFLに押し上げてほしい」とあいさつ。「今シーズンも皆さま方の期待に応えるべく、全力で試合に臨み、JFL昇格という目標を達成したい」との「和歌山からJリーグチームをつくる会」の板倉徹理事長のメッセージが代読された。

その後、乾杯があり、選手や監督が決意表明。歌手TONPEIさんのミニライブも行われた。

昨シーズンのチーム成績はリーグ3位。今季のリーグ戦は、昨季の上位2チームがJFL昇格に伴い抜けたため、十分に優勝を狙える位置にある。開幕戦は今月12日、紀の川市の桃源郷運動公園で阪南大クラブと対戦する。午後1時キックオフ。

あいさつする依岡代表取締役

あいさつする依岡代表取締役

西浜に新工場建設 太陽シールパック

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国内約4割のトップシェアを誇るファイバードラム(紙製のドラム缶)メーカー、太陽シールパック㈱(本社・和歌山市築港、糟谷雅隆代表取締役、従業員94人)が同市の西浜工業団地に新工場を建設し、本社・和歌山工場を拡張移転することになり、県、市との立地協定調印式が3月30日、市長室で行われた。

同社は昭和30年9月創業。全国5カ所の工場があり、本社の移転は初めて。化学、医薬品、食品メーカーなどで幅広く使われるファイバードラムのラインアップ拡充と、建屋の老朽化対策などが目的。敷地面積は現在の3区画計約6500平方㍍から8939平方㍍になる。

調印式で尾花正啓市長は「増産体制に入るとのことで大変ありがたい」、藤本陽司・県商工観光労働部長は「市の経済が元気になるように」と同社の発展に期待。糟谷代表は「産業、まち、人を元気にする一端を担いたい」と応えた。

新工場は建物面積2995平方㍍。建物と設備への投資予定額は約5億4600万円。3年間で正社員13人の新規地元雇用を行い、平成28年12月の操業開始を予定している。

26年8月期の売上高は34億円で、移転後約5年をめどに50~60億円を目指す。

協定書を手に(左から)糟谷社長、尾花市長、藤本部長

協定書を手に(左から)糟谷社長、尾花市長、藤本部長


桜の和歌山城にぎわう 登閣者10倍に

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約600本の桜が咲き乱れる和歌山市の和歌山城は連日、多くの花見客でにぎわっている。

天守閣では、昨年の2倍、平常の10倍近い一日当たり約2000人が登閣している。3月30日には同市の最高気温が20度を超えるなど春らんまんに。気象庁によると、週末は曇天予報のため、今週はここ数日が花見の狙い目になりそうだ。同城の桜祭りが行われる12日までは、おもてなし忍者が毎日案内を担当する。忍者の岡本佳隆さん(20)は「いつもは少ない家族連れも多いので、和歌山城の魅力を楽しんでほしいですね」とにっこり。

満開の桜に思わずにっこり

満開の桜に思わずにっこり

日本公庫和歌山支店の金子支店長と吉田中小企業事業統轄

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日本政策金融公庫和歌山支店の金子英一郎支店長と吉田健一中小事企業業統轄が就任あいさつでご来社くださいました。

金子支店長は「地域に根ざした活動に取り組みます」、吉田統轄は「新事業や海外展開支援をさらに拡充していきます」

金子さん㊧と吉田さん

金子さん㊧と吉田さん

4月2日付

水辺の生物環境を守れ トンボ池を改修

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希少種指定を受ける水辺の生物の繁殖環境を守るため、環境保全活動に取り組むNPO法人自然回復を試みる会・ビオトープ孟子(北原敏秀理事長)が海南市の孟子不動谷で改修整備を進めていた「トンボ池」が完成し、3月29日、お披露目観察会が開かれた。

同NPOは、孟子不動谷の環境保全や次世代に里山の魅力を伝えるためのイベントを開くなど、活動を展開している。平成21年には、日本ユネスコ協会連盟の「プロジェクト未来遺産」に同NPOの活動が登録された。

トンボ池ではこれまで、県レッドデータブック絶滅危惧(きぐ)Ⅰ類に指定されているアオヤンマなど70種類近くのトンボを確認。おととし、県立向陽中学校理科部がトンボ池で越冬するトンボの幼虫「ヤゴ」の状況を調査した際、トンボの種類は変わらないが、イノシシによる池の破壊やアメリカザリガニなどの外来種の侵入などで個体数が減少していることが分かった。

調査結果を受け、同NPOは平成26年度地球環境基金事業の一環として、池の保水力の回復やトンボ類の繁殖環境の改善を目指し、池堀の固定や水路の改修を進めていた。

観察会に訪れた地域住民らは、同NPOの有本智さんからトンボ池で採取されたヤゴの他、同Ⅰ類に指定されているニホンアカガエルや、同Ⅱ類のカスミサンショウウオの幼生の説明を受けた後、トンボ池で生物を採取し、観察を楽しんだ。

北原理事長(66)は「トンボは昔から里山の象徴。生物多様な里山を残し、次世代の子どもたちに伝えていきたい」と話していた。

トンボ池で生物を採取する子ども

トンボ池で生物を採取する子ども

福餅求めて400人 紀三井寺で初午

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和歌山市の紀三井寺(前田孝道貫主)で3月31日、厄除けや無病息災を祈る餅まき「初午福つき大投餅」が行われた。境内を訪れた参拝者約400人は、福男らによってまかれる福餅に手を伸ばし、福を求めた。

この日は9俵分の餅米を使い、大小約4000個の福餅を用意。篤志家から納められた菓子や家庭用品などの品々もまかれた。

前田泰道副住職が「大福」の朱文字が入った直径約70㌢の餅「繁盛餅」2個を参拝者の中に投じた後、福男9人と前田貫主が「厄をはらい、福を授かりましょ~」の掛け声とともに勢いよく餅をまいていった。

前田副住職は「観音さまに参っていただいた参拝者に、餅からさらに福を授かっていただければ」とにっこり。3歳の子どもと参加した吉田裕里さん(33)は「すごい人の活気を感じました。エネルギーをもらいましたね」と笑顔で話していた。

繁盛餅に手を伸ばす参拝者

繁盛餅に手を伸ばす参拝者

3小学校で学童保育を増設 和歌山市

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学童保育の待機児童解消を目指し、和歌山市は1日、緊急性が高いと判断した木本、貴志南、西和佐の市立3小学校で、学童保育「若竹学級」を1学級ずつ増設した。国の制度改正に伴い本年度から、学童保育の対象がこれまでの10歳未満から全児童に広げられたことから、利用者はさらに増加しそうだ。

3校では従来、1学級40人程度を受け入れてきたが、新1年生の利用希望を見込み、増設を決めた。昨年4月時点では市内ほぼ全ての52小学校で学童保育があり、2027人が利用。待機児童は9校43人で、そのうち今回増設された3校は、木本小で4人、貴志南小で13人の待機があった。

市は本年度当初予算で増設費用として7280万円を計上しており、本年度中さらに高松、宮前、四箇郷各小などで利用状況に合わせて5学級程度の増設を予定している。また、浜宮小学校には専用のプレハブ施設を建設し、28年度から開設する予定。

市青少年課は「今後も各小学校から余裕教室を借り受け、転用や改修を行うことで、より多くの利用者を受け入れ、切れ目のない子育てを支援していく方針です」としている。

春らんまんの和歌浦 4、5日桜まつり

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和歌山市和歌浦中の玉津島神社などを会場に4、5日の2日間にわたり「第2回和歌の浦桜まつり」が開かれる。玉津島保存会、あしべ屋妹背別荘が主催。春らんまんの和歌浦一帯を楽しみながら、歴史や文化にふれてもらおうと企画。無料。お花見ハイキングや文化講演、音楽演奏会など多彩な催しが行われる。

4日午後1時半から(1時集合)、妹背山や御手洗池公園、高津子山の桜を楽しみながらのウオーク、1時半から玉津島神社大広間で「聴こう、歌おう、〝和歌の浦の音〟」をテーマにした演奏会を開催。この日開催の「和歌祭御船歌第1回音頭取り選抜大会」優勝者による歌の披露があり、矢倉愛さん(ソプラノ)、加藤秀雄さん(ピアノ)、和歌山雅楽会有志による演奏の他、県民謡連合会有志(民謡伝承会)が「あしべ節」「新和歌の浦小唄」などを披露する。

5日は玉津島神社で、紀の国わかやま国体・大会マスコットのきいちゃんが参加しての餅つき(午前10時~)、あしべ屋妹背別荘奥座敷で、西陽子箏曲教室有志による演奏(午前11時半~)、南方熊楠記念館の谷脇幹雄館長による講演「知の巨人・南方熊楠~和歌の浦とのゆかり」(午後2時~)、同所の活用を目的にした環境プロジェクトについての展示などがある。

問い合わせは渋谷さん(℡073・447・2660)。

桜が咲き誇る玉津島神社(昨年)

桜が咲き誇る玉津島神社(昨年)


入院費助成を中学生まで拡大 和歌山市

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子育て世帯の負担軽減と入院時の不安解消を目的に、和歌山市は1日、入院時の保険診療自己負担分の全額助成制度の対象を、従来の小学校卒業までから中学校卒業までに拡大した。入院中の食事療養費の自己負担分の半額も助成する。

市こども家庭課によると、対象の拡大に伴い制度の名称を「乳幼児等医療費助成制度」から「こども医療費助成制度」に変更。助成を受けるには、県内で入院する場合、事前に同課に申請し、受給資格証を取得。病院で同資格証を提示すれば、自己負担分の支払いが無料になる。県外に入院の場合は、いったん自己負担分を支払い、後日に払い戻しの手続きが必要。食事療養費についても、いったん支払い、後で払い戻しの手続きを行う。健康保険が適用されない診療は対象外となる。

市は本年度当初予算に、今回の対象拡大の費用として約900万円を計上している。同課は「子育て支援のため、今後は小学生の通院費の負担助成も検討していきたい」と話している。

県が津波予報 迅速な避難へ新システム

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南海トラフ地震に備え、県と海洋研究開発機構(JAMSTEC)は海底に設置したセンサーを使った津波予測システムを共同開発し、予測情報を市町村などに提供するため、気象庁以外で初めて、同庁から津波予報業務の許可を取得(3月26日付)した。沿岸市町村などへの説明会を開いた後、串本町内7区域を対象に今月にも予報業務を開始する。

仁坂吉伸知事が3月31日の定例会見で発表した。予測情報の第三者への提供が気象予報に当たるため、業務の許可を得たという。

開発した予測システムは、同機構が三重県尾鷲市沖120~150㌔先の海底20カ所に水圧計などを設置した地震津波観測監視システム「DONET1」による観測データを利用。津波を観測すると、串本町有田、高富、串本3カ所、大島、姫の計7区域、それぞれへの第一波到達時刻と最大津波高を、あらかじめ算出した約1500ケースから瞬時に予測できる。

今後、高知県室戸岬沖から和歌山県潮岬沖にかけて設置された「DONET2」の観測情報も加えて予測精度を高め、平成28年度を目標に予測地点を県内全域の約100カ所に拡大する。

市町村などは提供された予測情報を災害対応に活用。津波の規模をいち早く把握し、夜間など状況がつかめない場合での被害想定や、災害対応を行う判断に効果が発揮されることが期待される。

甚大な津波が予測された場合は、エリアメールなどで県民に「大きな津波が来ること」を呼び掛け、避難につなげる。

予測情報が表示されるモニター(県庁)

予測情報が表示されるモニター(県庁)

4月3日付

20年ぶり制服一新 紀陽銀行120周年

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創立120周年を記念し、紀陽銀行(本店=和歌山市本町、片山博臣頭取)は20年ぶりに女性行員の制服を一新した。1日から約2000人が着用しており、同行のブランドスローガン「銀行をこえる銀行へ」をアピールする。

新制服には女性行員の意見を反映し、「“愛される”制服」をコンセプトに、顧客に信頼感、好印象、親しみやすさなどを感じてもらえるようデザインした。

冬用はチャコールグレーを基調色としたスタイリッシュなデザインで、ブラウスは水色、ピンク、パープルの淡い色合いの3色に、スカーフリボンはコーポレートカラーのブルー系と温かなピンク系の2色。新採用のホールガーメント(無縫製ニットウェア)のカーディガンはグレー系で統一した。

夏用はブラックネイビーを基調色に上品さを表現。ブラウスはリボン付きの華やかなデザインとなっている。また、ベスト以外にも今回オーバーブラウスを新採用している。

同行経営企画部の川﨑香織さん(25)は「新しい制服になり、明るく笑顔で気持ちを新たにスタートしていきたい」と話している。

新しい制服で業務を行う行員(1日、本店で)

新しい制服で業務を行う行員(1日、本店で)

484人が入学式 近畿大生物理工学部

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近畿大学生物理工学部(松本和也学部長)の平成27年度入学式が2日、紀の川市の同学部講堂であり、新入生が新たな一歩を踏み出した。

本年度の新入生は、学部が447人、大学院生が37人。式典で松本学部長は、新入生に「さまざまな方とふれあい、切磋琢磨してほしい。自分の可能性を追求してほしい」と呼び掛け、塩﨑均学長は「大学生活を無駄に過ごすことなく、日々を大切にしてください」と激励の言葉を掛けた。

同大付属和歌山高校出身の山縣美月さん(18)は「大学では病院に就職するための勉強を頑張りたい」と将来の希望を話し、式では新入生を代表して「若い力を結集させ、新しい時代の担い手となり、精いっぱい努力します」と誓いの言葉を述べた。

誓いの言葉を述べる山縣さん

誓いの言葉を述べる山縣さん

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