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粉河の児童ら、地元の川にホタルの幼虫放流

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 紀の川市の粉河地区などに住む子どもたちで結成する粉河産土 (うぶすな) 子供会はこのほど、 同地区の粉河産土神社 (中山淑文宮司) 東側にある長屋川にホタルの幼虫200匹を放流した。

 同会のメンバーの一人、 青柳龍太君 (12) が約20年前まで長屋川にホタルがいたことを祖母から聞いたのがきっかけ。 青柳君から話を聞いた中山宮司が、 ホタルの幼虫を購入した。

 放流には同会メンバーら8人が参加。 子どもたちは初めて見るホタルの幼虫に興味を示しながら、 川に放流していた。

 青柳君は 「ホタルが育って、 どんどん増えてほしい」。 中山宮司は 「これをきっかけに、 粉河のまちがきれいになれば」 と話していた。


和歌山県美術家協会展、1期スタート

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 県内最大の美術団体、 県美術家協会(清水達三会長)の第51回展が15日、 和歌山市の県民文化会館で始まった。 2会期内で、 洋画・日本画・書・写真・工芸・彫塑・華道の全7部門の作品が一堂に展示される。

 初日には来賓を迎えてのテープカットが行われ、 清水会長は 「リニューアルした場所で、 今までの中で一番素晴らしい開会。 これからも、 和歌山の文化をより発展させていきたいというのが会員一同の思いです」 とあいさつ。

 会場にはバラエティーに富んだ力作が並び、 橋本市から訪れた堀切伴子さん(63)、 中村まさよさん(63)は 「歴史ある展覧会で、 素晴らしいの一言。 日本画など、 感化されて自分も描いてみたいな、 描けたらいいなという気持ちになりますね」と見入っていた。

 第1期(20日まで)は、 書、 日本画、 工芸、 華道を、 第2期(22日から27日)は、 洋画、 写真、 彫塑を展示する。 午前10時から午後5時。

5月17日付

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◆新宮紀宝道路を事業化 知事「半島一周へ前進」
◆紀州、兵庫との接戦制す 関独リーグ8回戦
◆民家全焼、交通事故も重なり騒然 広瀬中ノ丁
◆背後からバットで 殺人未遂容疑で有本の44歳逮捕
◆「べっぴんさん」の体触った疑い、56歳逮捕
◇ボクシング真道ゴー選手、決戦間近
◇和高で京大連携プロジェクト
◇京和傘「変革繰り返し、伝統つくる」

民家全焼、交通事故も重なり騒然 広瀬中ノ丁

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 15日午後4時ごろ、 和歌山市広瀬中ノ丁の民家から出火し、 この民家が全焼、 南北の両隣の民家と木材会社の一部が焼け、 道路を挟んだ向かいの家2軒の一部を損傷させた。 火は消防が40分ほどで消し止めた。 通行人の男性が火に気付き消防に119番通報した。 和歌山西署は16日朝に実況見分を行い出火原因の特定を急いでいる。

 同署によると、 全焼した民家は、 永田百合子さん (82) 方の鉄骨モルタル造り一部2階建て約120平方㍍。 永田さんは、 次男の順久さんと2人暮らし。 百合子さんは出火当時、 火に気付いて家から逃げ出したため無事だった。 順久さんは、 外出中だった。

 

 現場は和歌川沿いに並んだ住宅地。 人通りの多い場所でもあり、 火災当時、 通行人や帰宅途中の学生などが大勢集まり周辺は騒然。 燃え広がらないか不安そうな様子で消防の消火作業を見守った。

 現場近くに住んでいるという女性 (77) は 「火が出ているのに、 家の人が呆然として逃げられなくなり必死で逃げるように叫びました」、 近くにいた男子高校生 (17) は 「1階の中が火の海のようになりすごかった」 と興奮した様子で話していた。

「べっぴんさん」の体触った疑い、56歳逮捕

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 赤の他人の女性の体を触ったとして岩出署は15日、 紀の川市貴志川町神戸の会社員、 森川和樹容疑者 (56) を県迷惑防止条例違反容疑で逮捕した。

 同署によると、 森川容疑者は先月22日午前7時35分ごろ、 同市内のスーパーで、 同市在住の女性 (21) に対し、 「べっぴんさんやねえ」 などと言いながら、 肩や尻などを触り、 抱き付こうとするなどした疑い。 女性からの被害届を受けた同署が捜査し、 森川容疑者の犯行を割り出した。 森川容疑者はスーパーでよく見掛けるこの女性に対し、 一方的に好意を抱いていたといい、 大筋で容疑を認めているという。

背後からバットで 殺人未遂容疑で有本の44歳逮捕

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 男性を金属バットで殴り殺そうとしたとして和歌山東署は15日、 和歌山市有本の飲食店経営、 小田康之容疑者 (44) を殺人未遂容疑で逮捕した。 暴行については認めているものの、 殺意について 「殺すつもりはなかった」 と否認しているという。

 同署によると、 小田容疑者は今月8日午後10時50分ごろ、 同市岡北ノ丁の大新公園の路上で、 呼び出した同市津秦の無職、男性(48)に対し、 背後から金属バットで左太ももや頭を数回殴り、 殺そうとした疑い。 襲われた男性は失神し、 打撲や左助骨骨折などのけがをした。 その後、 目撃者からの通報により事件を認知した同署が捜査を進めていたところ、 15日になり小田容疑者が出頭してきたという。

2人は古くからの顔見知りで、 5年ほど前に一度、 互いのグループ同士でけんかしたことがあったという。 同署が動機を調べている。

紀州、兵庫との接戦制す 関独リーグ8回戦

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 関西独立リーグ2013・紀州レンジャーズと兵庫ブルーサンダーズの前期8回戦が15日夜、 紀三井寺公園野球場で行われ、 紀州が9回、 2死満塁から蘆田(あしだ)の右前適時打で劇的なサヨナラ勝ちを飾った。 藤野、 栃谷とつなぎ力投する投手陣に応え、 最終回打線も奮起。 代打藤崎の左前打を足掛かりに好機を広げ、 主砲・蘆田の1打で接戦を制した。 紀州は通算8勝4敗1分けで首位をがっちりキープした。

 ◇前期8回戦

TEAM 1 2 3 4 5 6 7 8 9
兵庫ブルーサンダーズ
紀州レンジャーズ

紀州がゲーム差0・5でリードし、迎えた兵庫との首位攻防戦は前半、紀州藤野、兵庫・濱田 (俊)両先発の息詰まる投手戦が繰り広げられ、 5回までともにスコアボードには零行進となった。

 6回、 1死3塁から内野の野選で1点を先制された紀州は7回、 1死1、 2塁から2塁走者の崔智浩が3盗、 慌てた相手捕手の暴投を誘い、 一気に本塁を駆け抜け同点とした。 最終回、 代打攻勢に出た紀州は、 1死から藤崎が左前打、 原田四球の後、 内之倉が右前に運び満塁と攻めた。 島袋の内野ゴロで、 生還できず2死となったが、 ここで蘆田が、 相手投手の初球を、 鮮やかに右前へ放ち、 うれしいサヨナラ勝ちを決めた。

チームにとって、 サヨナラ勝ちはこれまでにもあるが、 サヨナラ打での勝利は今回が初めてで、 メモリアル打となった蘆田には、 チームメートから水攻撃の手荒い祝福が贈られ、 スタンドのファンからの声援や拍手も一段と大きく、 ともにドラマチックな勝利を味わっていた。

ずぶぬれになったヒーローの蘆田翔永選手は 「これまで、 あまり打てなかったので、 打てて良かった。 打席に入るとき、 ここは打つしかないとストレートに絞って狙っていた。 チームは投手陣の頑張りもあり、 いい感じで試合を戦っている。 これからも首位をしっかり守りたい」 と笑顔の中にも闘志があふれていた。

新宮紀宝道路を事業化 知事「半島一周へ前進」

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 国の平成25年度予算の成立を受け、 国土交通省は16日、 新宮市と三重県紀宝町を結ぶ 「新宮紀宝道路」 (2・4㌔)の新規事業化を発表した。 本年度の事業費は5000万円。 すさみ―太地間、 新宮―大泊間についても、 実施環境整備として現地調査などを推進するとした。

 仁坂吉伸知事は 「本県の悲願である紀伊半島一周高速道路の実現に向け、 大きく前進したと喜んでいる」 とのコメントを発表した。

 湯浅御坊道路(有田川町―御坊市間)の4車線化は今後、 西日本高速道路㈱が事業許可を申請し、 国交省の許可後に事業着手の見通し。 県は、 有田―南紀田辺間の4車線化の早期完成を引き続き要望するとしている。


5月18日付

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◆真道ゴー選手、対戦相手は「バービーガール」
◆建設企業の経営相談に対応 国交省
◆25日、医大で公開講座 がんペプチドワクチン
◆子どもでも安全「タグラグビー」 栄谷保育所が導入
◆元JR契約社員に懲役2年求刑 業務上横領事件
◇19日まで翠洸洞茶道具展
◇紀三井寺をスケッチ 浜宮小
◇会長に神出氏 近畿市長会

元JR契約社員に懲役2年求刑 業務上横領事件

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 JR和歌山駅で乗客が落とした財布などから現金を盗んだとして、 業務上横領の罪に問われた和歌山市西庄の元JR西日本和歌山支社契約社員 (無職)、 花藤直樹被告 (35) の公判が16日、 和歌山地裁 (溝田泰之裁判官) であった。 検察側は横領した金をギャンブルに使ったと指摘し、 「動機に酌量の余地はない」 として懲役2年を求刑した。

 法定で花藤被告は、 1カ月の収入が13万円ほどだったのにもかかわらず、 競馬などのギャンブルに入り浸り借金が200万円ほどあったことを明かし、 「ストレス発散のためにキャンブルを始めました。 横領した原因は心の弱さにありました」 と後悔の念を口にした。

 最終陳述では 「捕まってよかった」 とし 「逮捕されなければもっと横領していたかもしれない」 と述べた。 弁護側は、 反省していることや被害者らに謝罪の手紙を書いていることなどを挙げ、 執行猶予付きの判決を求めた。

 起訴状などによると、 花藤被告は平成23年8月から翌年11月までの間に、 遺失物として処理された財布17個などから計約32万円を横領したとされている。 判決は30日に言い渡される。

子どもでも安全「タグラグビー」 栄谷保育所が導入

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 タックルなしで誰でも安全に楽しめるラグビー 「タグラグビー」 に、 和歌山市内の保育所で初めて栄谷保育所 (同市栄谷、 落合夫三子所長) が取り組んでいる。

 通常のラグビーではボールを持った選手にタックルなどの激しい身体接触をしてボールを奪い合うが、 タグラグビーではタックルの代わりに、 ボールを持った選手の腰に付いている 「タグ」 を取る。 タグを取られた選手はボールをパスしなければならず、 子どもでも安全にボールを取り合うことができる。

 落合所長が小学生のタグラグビー大会を観戦した際、 保育所でもできないだろうかと提案し、 昨年12月にスタートさせた。 ラグビー経験のある市内の落合祐介さん (28) がボランティアで指導に当たっている。

15日は年長と年中の38人が参加した。 園児たちはボールを使って走りやパスの練習をした後、 タグを付けてグラウンドを駆け回った。 タグを奪ったら 「タグ」、 トライできたら 「トライ」 と大きな声で叫びながらはつらつとプレー。 転んで涙を流す姿も見られたが、 園児たちは 「(敵から) 逃げたりタグを取るのが楽しい」 「試合のために練習を頑張る」 と意欲満々だ。

 落合所長は 「タグラグビーを通して、 仲間を思いやり協力することの大切さに気付いてほしい。 体力づくりにもなれば」。 落合さんは 「ルールやあいさつもしっかり指導していきたい」 と話している。

 今後も定期的に練習し、 秋ごろには試合を行う予定。

25日、医大で公開講座 がんペプチドワクチン

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 手術、 放射線、 抗がん剤に続く第4のがん治療法として期待される 「がんペプチドワクチン療法」 の研究開発を進めるため、 県立医科大学 (和歌山市紀三井寺) はがん患者団体による全国初の寄付講座の開設準備を進めている。 25日午後3時から5時まで、 同医大講堂で市民公開講座を開き、 同ワクチンの開発状況と今後の展望などを紹介する。 入場無料。

 公開講座は、 がんペプチドワクチン治療学講座 (準備室) の山上裕機教授が司会を務め、 同講座の勝田将裕さん、 宮澤基樹さんが同療法の内容や現在までの開発状況と今後の展望について講演。 「市民のためのがんペプチドワクチンの会」 の會田昭一郎代表が患者会の視点から講演する。 質疑応答も行われる。

 同ワクチンは、 患者自身の免疫力を活用し、 がん細胞を攻撃するリンパ球を増殖させて治療する方法。 現在の3大治療法である手術、 放射線、 抗がん剤 (化学療法) による治療が困難な患者に対する、 副作用の少ない第4の標準治療法として確立への期待が高まっている。

 準備中の新講座は同患者会が募っている寄付金が集まった段階で開設し、 まずは難治といわれる食道がん、 膵臓がんを対象に各40人の患者の臨床試験を行う計画となっている。

 寄付の受け付け、 問い合わせは同患者会 (℡042・843・0312、 URLhttp://www.ccpvc.org/donate.html、 メールinfo@ccpvc.org) へ。

 公開講座の問い合わせは県立医大第2外科教室 (℡073・441・0613) まで。

建設企業の経営相談に対応 国交省

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 国土交通省は、 中小・中堅建設企業の新事業展開、 企業再編、 事業継承などの相談に専門家が応じる 「建設企業のための経営戦略アドバイザリー事業」 を行っている。 電話や訪問で行う 「相談支A援」 と、 相談支援を行った企業の中から選定して支援する 「重点支援」 があり、 窓口を建設業振興基金と各地方整備局に設置している。

 相談支援は、 建設業が抱える経営や技術課題の相談にエリア統括マネジャーが電話で対応。 相談に応じて建設業経営戦略アドバイザーが直接企業を訪問する。 相談は1企業当たり2回まで。 初回は無料だが、 2回目は自己負担額2700円と振り込み手数料が必要。

 重点支援は、 支援チームを編成して目標に向けて継続的に支援する 「チームアドバイス支援」 と、 建設業のノウハウを生かした地域の課題解決に役立つ事業に対して必要な経費の一部を上限300万円まで支援する 「ステップアップ支援」 がある。

 昨年度の相談実績は全国1068件、 近畿で167件、 県では1件。 問い合わせは同省近畿地方整備局建設産業課 (℡06・6942・1141)。 詳しくはホームページ (http://www.yoi-ke nsetsu.com/advisory/)。  

真道ゴー選手、対戦相手は「バービーガール」

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 「WBC女子世界フライ級タイトルマッチ」 (19日午後1時~、和歌山ビッグウエーブ)で真道ゴー選手(25)=クラトキジム=と対戦する、 チャンピオンのレナタ・セベレディ選手(19)=ハンガリー出身=が16日、 報道陣のインタビューに応じた。 「真道選手はストロングボクサーだ」 とその強さを認めながらも 「海外の転戦に慣れているのでアウェーでも大丈夫。 防衛して帰国する」 と勝利への決意を語った。 真道選手も調整万全で、 地元での世界チャンピオンベルト奪取へ期待が高まる。

 レナタ選手のインタビューは和歌山市園部のクラトキジムで行われた。 レナタ選手は身長162㌢と、 真道選手の168㌢と比べて一回り小柄。 外見からは隆々とした筋肉も確認することができず、 自身を 「バービーガール(人形のようなかわいい女性)」 と称するほど普通の19歳の女性という印象だ。

 シャドーボクシングを公開したが、 手のうちを明かさないためか、 力を抜いた動きでスピード感などは見られなかった。 しかし過去の試合の映像では強烈な左ストレートとフックを武器に、 打たれても引き下がらず前に前に出るタフな精神の持ち主であることが映されていた。

 世界王者のベルトを懸けたタイトルマッチは、 スピードやテクニックで勝る真道選手と、 豊富なスタミナで攻撃の手を緩めないレナタ選手との打ち合いになりそうだ。

5月19日付

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◆紀の川本流でアユ釣り解禁
◆西高、市高の2人出演、「PAGE」新曲PV
◆19日いよいよ決戦 真道選手と王者が火花
◆20代男女2人、心中か 毛見の海に車転落
◆絵画グループ紫陽花展 20日まで
◇「わっしょい海南」開幕 19日まで
◇和大生ら西の丸広場で奉仕バザー
◇四季の郷で記念植樹


20代男女2人、心中か 毛見の海に車転落

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 18日午前1時50分ごろ、 和歌山市毛見の和歌山マリーナシティ近くのセーリングセンター係留所で、 20代の男女が乗った普通乗用車が海に転落する事故があり、 男性が約3時間後に死亡、 女性が意識不明の重体になっている。 付近のマンション住民が大きな音に気付いたため付近を確認すると、 海の中で光る車のライトを発見し警察に110番通報した。

 センター関係者によると、 夜間は係留所内に関係者以外が立ち入れないように柵がしてあったが、 2人は車で突破。 100㍍ほど先にあったヨットを海に降ろすためのスロープから転落したとみられている。

 スロープ前のコンクリート上には、 勢いよくアクセルを踏んだのか、 タイヤの跡が3㍍ほどにわたって残されていた。 住民が聞いた大きな音は柵を突破した際の衝撃音とみられる。 転落した車はこの日の朝に引き上げられ、 レッカー車3台で約1時間半かかった。 和泉ナンバーの車だった。

 センター関係者は 「いつも平穏な場所なのにね」 と悲痛そうな表情で話していた。

19日いよいよ決戦 真道選手と王者が火花

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 県内初のボクシング世界タイトル戦 「WBC女子世界フライ級タイトルマッチ (10R)」 を翌日にひかえた18日、 和歌山市七番丁のモンティグレ (ダイワロイネットホテル和歌山) で、 挑戦者の真道ゴー選手 (25) とチャンピオンのレナタ・セベレディ選手 (19) の記者会見と調印式が行われた。

 真道選手は日の丸がプリントされたジャージ、 レナタ選手はピンクのTシャツで登場。 両者の調印後は、 グローブのチェックなどが行われた。 試合に向け、 両者はともに 「コンディションは万全で自分が勝ちます」 と激しい火花を散らしていた。 会見後には、 前日の公開計量 (フライ級・50・8㌔) が行われた。 タイトルマッチは19日午後1時から、 同市手平の和歌山ビッグウエーブで開かれる紀の国KOボクシングのメーンマッチとして行われる。

紀の川本流でアユ釣り解禁

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 紀の川本流で18日、 アユ釣りが解禁され、 この日を待ちわびた釣り人らがさおを並べた。

 紀の川市の竹房橋下の釣り場ではこの日、 県内外から数人が、 朝早くから川に入った。 天然とみられる10㌢前後のアユをたくさん釣り上げ、 さおの感触を味わっていた。

 大阪府から訪れたという男性(59)は 「まだ少し小さめ。 これからが楽しみだね」 と話していた。

 紀ノ川漁協によると、 ことしも昨年同様に天然そ上が豊富。 川の状態も良く、 水温は14度前後でアユにとって適温。 解禁は12月31日まで。

夕日と海風に包まれ… 片男波でヨガ体験

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 夕日に包まれながらヨガと食事を楽しむ 「サンセットヨガ&自然たっぷりディナー」 が18日、 和歌山市の片男波海水浴場で開かれ、 約60人が参加。 海風にそよぐゆったりとした自然の中で、 心身ともに癒やしのひとときを満喫した。

 同市明王寺のフィットネスクラブ 「フィットスタイル」 (和坂貴礼代表) の初イベント。 ヨガインストラクターの井田真美さんが初心者向けのリラックスヨガを指導した。 井田さんは、 「自分のペースを守って、 しっかりと呼吸をして」 とアドバイス。 参加者は全身の筋肉のバランスを取りながら体を動かしていった。

 初めてヨガを体験した中村歌子さん (37)は 「野外でするのは、 とても心地よいですね」と笑顔。 和坂代表(39)は 「運動を通して和歌山の自然の良さを再発見してもらえれば。 今後も参加者が交流を楽しめるイベントを企画していきたい」と話していた。  

真道ゴー選手「まだ実感湧かない」

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 県内初のボクシング世界チャンピオンが誕生した。 「WBC女子世界フライ級タイトルマッチ(10R)」 が19日、 和歌山市の和歌山ビッグウエーブで行われ、 挑戦者の真道ゴー選手(25)=同市出身、 クラトキジム=がチャンピオンのレナタ・セベレディ選手(19)=ハンガリー=を激闘の末に判定で下し、 チャンピオンのベルトを手にした。 県内ジム所属選手の世界チャンピオンは、 男女全階級で初めて。

 試合は予想通り、 1R(ラウンド)から、 スピードとテクニックで勝る真道選手と、 打たれても前に前に出るレナタ選手の打ち合いになった。

 3Rが経過すると、 サウスポー対策として真道選手が徹底的に体にたたき込んだ右ボディーの攻めが次第に効き始める。 6Rでは、 真道選手がレナタ選手をコーナーに追い詰めラッシュを仕掛け、 KOを狙いにいくもゴングに阻まれた。

 7R以降は両者ともに疲れを見せ始めたが、 9、 10Rでもラッシュで攻めの姿勢を崩さなかった真道選手に軍配が上がった。

 試合後の勝利者インタビューでは 「ボディーから攻めたことで自分のボクシングができました。 本当にボクシングと出合えてよかった」 と喜びを爆発させた。 大阪市から真道選手の応援に駆け付けたという高岡和徳さん(27)は 「レベルの高さに驚きました。 これから防衛を続けてほしいですね」 と話していた。

最後まで果敢に攻めた真道選手(写真は9R)


 試合から一夜明けた20日朝、 真道選手は日頃世話になっている人たちにあいさつ回り。 本紙の取材に 「昨夜は興奮していたのか、 なかなか寝つけなかった。 まだベルトが手元にないので実感が湧かないが、 ほっとしている」 と話し、 「観客の声援が忘れられない。 みんなの前で勝つぞという気持ちになった。 レナタ選手との9ラウンドの打ち合いが印象的。 昨晩は、 家族や友達など身近な人たちと祝賀会をした」 と振り返った。

 1週間ほど練習は休み、 温泉に漬かってゆっくりしたいといい、 「自分はまだまだと痛感した。 もっともっとレベルアップを目指す」 と、 力強くさらなる飛躍を誓った。

    ◇
 真道選手と市内で一緒に住んでいる女性マネジャー(29) 最初に 「お疲れさま。 おめでとう」 と声を掛けた。 朝も夜も付きっきりで練習を見てきた。 とにかくうれしい。

 クラトキジムの原田哲也会長(68) 今まで世界チャンピオンを育てることが夢だった。 和歌山の皆さんに元気を与えられたと思う。

20日朝、 フォルテワジマ内 「げんき開発研究所」 を訪れ、 仲間たちと喜ぶ真道選手(前列中央右)

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