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トライアンズ3位入賞 全日本総合バスケ

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 元日から行われた「第89回天皇杯・第80回皇后杯 全日本総合バスケットボール選手権大会」(東京)で、和歌山トライアンズ(NBL)は初出場で見事3位入賞を果たした。11日、東芝ブレイブサンダース神奈川(同)との準決勝では、第4クオーター(Q)残り5分を切り14点ビハインドの状況から、猛反撃を見せ、2点差まで迫る劇的なゲームを展開。決勝進出こそ逃したが、互いに一歩も譲らない白熱の展開に、会場は大歓声に包まれた。この試合で猛追撃の口火を切り、31得点の大活躍を見せた川村卓也選手は、大会ベスト5に選ばれた。

〔11日・準決勝〕
和歌山71(21―18、17―15、9―21、24―19)73東芝神奈川

 現在、NBLイースタンカンファレンス1位の東芝ブレイブサンダース神奈川とは初めての対戦。前半は、川村や青野らの得点でリードを奪い、5点差で折り返した。

 3Q、トライアンズは精彩を欠き、9得点に抑えられる。相手シューターの4本の3点シュートなどで一気に流れを失い、逆転を許す。

 7点ビハインドで迎えた最終Q、さらにリードを広げられ、残り5分を切り14点を追い掛ける展開に。川村の3点シュートを皮切りに、猛反撃を開始。川村、木下の3点シュートとリカートのリバウンドシュートで一気に3点差に追い付くと、相手のミスを誘い、残り7秒でトライアンズボール。残り0、7秒で木下が放った3点シュートが決まり、同点に追い付いた。

 このまま延長戦かと思われたが、相手の最後の攻撃でブザービーターを決められ、惜しくも決勝進出はならなかった。

 試合後、ジェリコパブリセビッチHCは、和歌山のファンに向けて「きょうは勝てなかったが選手は全ての力を出し切った。また次のホーム戦に集まって応援してください」と呼び掛けた。また川村選手はレギュラーシーズン・交流戦での東芝戦(25・26日、柏崎市)に向け「(先に兵庫戦があるが)リベンジのつもりで、いい後半戦のスタートが切れればと思う」とコメントした。


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