今期限りで引退を表明している和歌山市の大橋建一市長は10日、任期満了(8月24日)前の早期辞任の可能性をあらためて否定した。新春記者会見で記者団の質問に答えた。
大橋市長は「任期をきっちり務め、やり残していることでその間に解決可能なことはどんどんやっていく方向に変わりはない」と述べ、任期最終年を迎えた所感として「最後の年になったが、今まで通り一生懸命取り組んでいくということで、すがすがしい気分で新年を迎えている」と話した。
昨年11月に4選不出馬を表明した大橋市長には、12月市議会で複数の議員から早期辞任を求める声が上がっていた。