JAながみね、生産者、海草振興局、市でつくる地域ブランド推進連絡会議(岡本芳樹会長)は10日、蔵出しミカンの個性化商品「雛みかん」の出荷に合わせ、地元の蔵夢(ドーム)選果場で子どもの健康を願う祈祷式を行った。
「雛みかん」は年明けに出荷される糖度12度以上の蔵出しミカンで、平成17年にブランド化。ひな段の右側に飾る「右近の橘(ミカンの原種)」にちなんで無病息災を願い、ひな段に供えられるよう1㌔入りの小袋を付けて出荷する。
この日はメンバー約20人が法被姿で参加し、ミカンの原種といわれる橘の木が植えられた「ミカン発祥の地」、橘本神社の前山和範宮司が祝詞を奏上。
一人ひとり玉串を奉てんし、子どもたちが健やかに育つよう祈願した。