県警機動捜査隊などは5日、和歌山市布施屋の無職、濱里寅男容疑者(69)を詐欺容疑で逮捕した。
同隊によると、濱里容疑者は昨年11月10日午後3時10分ごろ、かつらぎ町の女性会社員(29)宅を訪問し、自治会関係者を名乗って防災名簿の初期登録や消火器設置の費用として現金5000円をだまし取った疑い。
詐欺の情報を得たかつらぎ署が逮捕状の発布を受けて捜査を進めていたが、濱里容疑者が行方不明だったため全国に指名手配。5日午後4時ごろ、和歌山競輪場内にいるところを同隊員が発見した。
調べに対し濱里容疑者は黙秘しているという。